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2011/12/20

コーヒーを飲む習慣が子宮体がんのリスクを低減

清野 仁輿=エディター・ライター

 コーヒーをたくさん飲む習慣は子宮体がんのリスクの低下につながることを示唆した2つの大規模前向き研究の分析結果が相次ぎ報告された。カフェイン抜きコーヒーであってもリスクを下げるようだ。

 一つは、カフェイン含有の有無に関係なく、コーヒーの摂取量の増加に従って子宮体がんのリスクが低下することを示す英国のImperial College LondonのMarc J. Gunter氏らの研究だ。International Journal of Cancer誌電子版に11月27日付で掲載された。

 「カフェイン含有の有無に関係なく、コーヒーを習慣的に飲む女性は子宮体がんの発症率が低下するようだ」とGunter氏は言う。

 この研究の対象は、50〜71歳の22万6732人の女性で、9.3年間データを追跡した(対象者は米国政府によって行われたNIH-AARP食事健康研究の登録者)。その結果、追跡期間に1486人が子宮体がんを発症した。

 分析の結果、コーヒーの摂取量が増えるに従って子宮体がんのリスクが低下することが分かった。1日の摂取量が3杯を超えると、全く飲まない場合と比べて子宮体がんのリスクは36%低下した(95%信頼区間0.51-0.80、傾向のP=0.0004)。

 この関係は、コーヒーのカフェイン含有の有無に関係なくみられた。カフェイン入りのレギュラーコーヒーの摂取量が1日当たり1杯増えるごとに、子宮体がんのリスクは10%低下し(95%信頼区間0.86-0.95)、カフェイン抜きコーヒーでも1日当たり1杯増えるごとにリスクが7%低下した(95%信頼区間0.87-0.99)。

 ホルモン療法はこの関係に影響した。ホルモン療法を全く受けていない女性だけで、1日に3杯を超えるコーヒーを飲むと、全く飲まない場合と比べて子宮体がんのリスクが46%低下することが分かった(95%信頼区間0.41-0.72、傾向のP=0.0005)。

 一方、喫煙状態および体型の違いはこの関係に影響しなかった。

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