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転移がある場合の外科的治療

転移がある場合の外科的治療

 腎臓以外に転移がある場合、可能であれば原発巣である腎臓を摘除することが推奨されています。転移巣については、身体状態が良好で、転移巣が切除可能と判断された場合、転移巣に対する外科的治療を行うことも推奨されています。

 特に、転移巣が肺や副腎の場合は、外科切除することで生存が延長する可能性があると考えられています。

 国内の多施設の成績を集めて解析したデータでは、転移巣の外科切除を行った患者さんの予後は良好な傾向にありました。日本では、患者さんの状態によりますが、切除した方がよいだろうと考えられる場合、積極的に切除を検討するという治療方針を考える泌尿器科医が多いのです。現在は、分子標的薬を中心に薬物治療も数多く登場しています。転移が見つかっても治療の選択肢があることを是非知っておいて下さい。

(2014年3月4日更新)