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腎部分切除術

腎部分切除術

 開腹手術による腎部分切除術は、一般的には経腰的到達法で行われます。進行していない早期の4cm以下のがんの場合は、腎部分切除術が多く選択されるようになっています。腎部分切除術は腎機能を保持していくためにも有効で、癌以外の死亡率を低下させる可能性があると考えられています。開腹手術でも、腹腔鏡手術でも行われます。

 術中合併症には出血、術後合併症には腎の縫合部からの出血や尿もれがあります。

 現在では腎部分切除術も腹腔鏡下手術で実施が可能となっています。

 また、最近では、手術用ロボットを用いた腎部分切除術に対する注目が高まっています。まだこのロボットを用いた手術は前立腺がんでしか保険診療ができませんが、腎がんを対象とした臨床研究が進められており、良好な成績が示されていることから、いずれ保険診療となると期待されています。

(2014年3月4日更新)