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経皮的局所療法

経皮的局所療法

 小さな腎細胞がんについては、経皮的局所療法が行われる場合があります。経皮的局所療法とは、長い針(電極など)を皮膚から差し込んで、がんに刺し、ラジオ波によってがんを焼いたり(ラジオ波焼灼療法;RFA)、急速にがんを凍結させたり(クライオサージェリー;cryosurgery)する方法です。

 凍結療法については、2011年に保険診療で行うことが出来るようになりました。

 がんの大きさが3〜4cm程度の早期に発見された場合、腎臓の機能を温存するためにしばしば部分切除術が選択されますが、経皮的局所療法は、高齢や合併症のために手術ができない場合などでも、局所麻酔だけで焼いたり、凍結させたりすることができるため、体に与える負担が少ない治療として期待されています。

 ただし、経皮的局所療法では、がんの近くに腸や膵臓などの重要な臓器がある場合は他の臓器にも影響する可能性があり、適していません。

 また、長期成績はまだ十分蓄積されていないため、今後の検討が待ち望まれます

(2014年3月4日更新)