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2013/9/20

書籍紹介「わたしも、がんでした。―がんと共に生きるための処方箋―」

 日経BP社はこのほど、「わたしも、がんでした。―がんと共に生きるための処方箋―」を出版した。

 いまや癌はめずらしい病気ではなくなった。医学の進歩により、完治して長生きする人、再発を繰り返しながらも生き続ける人が増えている。また、治療法が変わったことで、入院せずに通院しながら治療を継続できるようになった。つまり、がんになった多くの人が、通常の生活を続けながらがんと共に暮らすようになっている。

 しかし、日本の社会では、がんと共に生きることや働くことが“普通のこと”として浸透している状況とは決していえない。家族やごく親しい人以外に癌であることを打ち明けることが少ないのが現状だ。
 
 がんと共に生きるということ、働くということが実際にどういうことなのか。同書では、患者本人、家族、職場、医療機関、地域―といったがんに関わるさまざまな立場の当事者が、がんについてどう考え、どう行動して、どう折り合いをつけているのかを紹介。患者本人の立場からはタレントの杉浦克昭(ピーコ)氏、家族の立場からは映画監督の砂田麻美氏が自身の体験を語っている。

 さらに、がん診断後に患者本人がどのように受け止め、行動すればよいのかについて解説しているほか、がんと関わる当事者らによる座談会の様子もまとめている。

 「わたしも、がんでした。」そう気軽に打ち明けられる社会になってほしいという願いを込め、国立がん研究センターがん対策情報センターがまとめた1冊。


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