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 いよいよ治療がスタート。乳がんは、手術、放射線療法、薬物療法を組み合わせて治療します。早期では乳房温存術の後、放射線療法と薬物療法を行うのが一般的です。

 腫瘍が大きい場合も、術前薬物療法を行い、腫瘍が小さくなれば乳房温存が可能です。なお、がんの広がりや性質によっては、手術ができない場合もあり、その際は薬物療法から治療を開始します。

手術の前に確認・相談したいこと

 現在、日本の乳房温存率は60%程度ですが「乳房温存率が高ければ良い」ということではありません。乳房は残せても、再発のリスクが高まって生存率が低くなる危険性はないか、乳房温存後の乳房の見た目はどうなるのか─。治療前に医師にしっかり確認してください。

 乳房温存術後の放射線療法は、標準治療です。早期でも、ほとんどの場合で行います。放射線療法の設備が整っているか、あるいは設備の整った医療機関と連携しているかを確認しておきましょう。

 また、放射線療法を受けた後は皮膚が萎縮し、皮下の組織が硬くなってしまうため、乳房再建が難しくなります。乳房再建も選択肢の一つと考えているなら、手術を行う前に医師に相談することを忘れずに。

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