みなさんこんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。医師を迅速に運ぶドクターカーや救急医療用の機器を搭載して飛行するドクターヘリは、まさに救急医療の最前線で戦うマシンです。そんなドクターカーが、自分の病院を離れて東京の品川に集結。様々なドクターカーがずらっと並ぶ姿は壮観な光景でした。

 ドクターカーが集まったのは、グランドプリンスホテル新高輪。11月17日から19日までここで開催されている、第44回日本救急医学会総会・学術集会の展示企画です。最終日の19日15時ごろまで展示されている予定となっています。それでは、管理人が気になったドクターカーを紹介したいと思います!

 まずは、日本医科大学武蔵小杉病院のドクターカー。トヨタ自動車のエスティマを使用しており、医師、看護師、救急救命士がゆったり乗れそうです。

 出動範囲は川崎市内全域。専任の救急救命士を病院で雇用しており、川崎DMATとしても活動するドクターカーだそうです。

 続いて、後方にテントが付いているドクターカーは八戸市立市民病院のV3です。同院が3台保有するドクターカーの活躍は、今明秀先生のCadetto.jp連載「救急いばら道」記事でもおなじみですね。2014年度以降は月平均約120件、累計で約7000件もの出動をしているそうです。

 展示されていたV3は、日産自動車のエルグランドを使用。医師3人、臨床工学技士2人を乗せて出動します。医師を救急現場に搬送するだけでなく、車両後部にテントを展開できるよう改造。人工心肺補助装置の装着など、緊急的な処置を行うこともできるようになっています。

 日本医科大学附属病院の日野デュトロ(日野自動車)をベースにした車両は、通常型のドクターカー(トヨタ自動車のハリアー)が運行停止しているときにドクターカーとして出動するもの。

 主に運行するのは災害時で、陸路であれば全国に出動可能だそうです。パソコンや衛星電話、テレビ、プリンター、簡易デスクまで備わっている多目的医療支援車となっています。収納スペースも両側面や後部にたっぷり。医療資機材はもちろん、生活物資も詰め込めます。折りたたみ式ベッド2台の他、200Lの水道水タンクと給湯器を備えたシャワー設備まであるという1台。災害時には大活躍しそうです。