同じ思いをする女性が少しでも減ればうれしい

――今後は、自ら経験したことを話して、婦人科系疾患の啓発などにも力を入れていきたいとのことですが、どのような活動を考えていますか?

 治療中に出会った患者さんたちと話をしていて、みんなそれぞれつらいことがあるんだと知りました。抗癌剤治療中に出会った子宮頸癌の患者さんと話をしていたときのことです。私の抗癌剤治療は月に1度のペースでしたが、その人は毎日投与されていました。「水も飲めない」とか、「あなたは好きなものが食べられていいわね」などと言われ、答えに窮することが多々ありました。私は私ですごくつらいのに…。患者同士でも、かかわり方ってとっても難しいなと思いました。

 癌患者と同じように抗癌剤治療を乗り切ったけれど、私は悪性ではなく境界悪性だったので「癌サバイバー」とは言えない。そんな難しい立場ではありますが、今後は、婦人科系疾患の理解を促進するような活動をしていきたいと思っています。子宮頸癌や子宮癌の啓発はときどき見掛けますか、卵巣の疾患の啓発も大事だと思っています。私の経験を話すことで、同じ思いをする女性が少しでも減ればうれしいです。

 先にお話した通り、婦人科系の疾患を性病と勘違いしたり、性行為が原因だという偏見を持つ人がいます(セクシー女優だから病気になったという偏見)。私が病気を発表してから、婦人科系疾患と戦っているけれど、誰にも相談できずに苦しんでいるという人の声が届くようになりました。患者同士で情報交換できる場が作れたらいいな、とも思っています。

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