各ステージのボスには、寺澤氏や今明秀氏(八戸市立市民病院副院長、救急いばら道)などが登場しました。基本は医学の問題ですが、中には「映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の舞台となった日は?」、「『五郎丸ポーズ』をしてみて」なんていう時事ネタも…。読者のみなさんは分かりますか?廣瀬氏は、「医学生は医学の勉強ばかりで世間の話題についていけなくなりがち。時事ネタを知らずにいると、患者さんやその家族と会話が合わないなんてこともあるので…」と出題の意図を語ります。

教育講演の登壇者たちが各ステージのボスキャラに。

 そして、ラスボスは林氏! 教え子として間違えるわけにはいかない福井大チームは、見事ラスボスを倒し、優秀な成績でクリアしました。

 優勝したのは、藤田保健衛生大学のチーム鵜山。「『AHA心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン2015』において、胸骨圧迫は5cm以上何cm以下?」という問題では、かなり悩みながらも、「シビアな値だった気がする…」と「6cm」と回答し、見事正解しました。ちなみに、「JRC蘇生ガイドライン2015」には「約5cmで6cmを超えない」深さで胸骨圧迫するよう表記されています(関連記事)。

正しい鼻血の止め方の指導について、キーゼルバッハ部位を押さえながら考えるチーム鵜山。

 ほかにも、X線画像や皮膚の臨床画像、グラム染色像などから診断を考える問題や、「(除草剤の)パラコートを飲んで嘔吐症に陥った40歳男性。初療にあたり、この中毒における禁忌は?」、「吸血鬼のモデルとなった疾患は?」、「(毒キノコの)ツキヨタケは柄を割ると何色?」など、多様な知識が必要な問題が出され、参加者たちはチーム内で相談しながらゲームをクリアしていきました。

 RPGツクールで医療クイズゲームを作成するのは3度目という廣瀬氏。「ゲーム作成自体よりも、出題を作成するために論文の検索や写真集めの時間が掛かりました。ゲームが皆さんの勉強意欲につながれば嬉しいです」と話しました。RPGを通しての学び、みなさんも挑戦してみてはいかがでしょうか。

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