ゼミでは、評価もビジネススクール方式。正解も不正解もないディスカッションなので、発言はゼミに参加する姿勢がある証として全て評価されます。

 ここで発言することはハードルが高そう、と感じるかもしれませんが、ファシリテーションする山本氏がどんな意見でも拾ってくれるので恥をかくようなことはありません。反対に、どんな意見でも手放しで賞賛することもなく、さらに突っ込んだ質問を返します。医師でも医学生でも、医療職でも非医療職でも、どんな立場の人の発言についても、良い/悪いといった価値判断はせず、「それはどこから読み取れたの?」「それは良さそうな策だけど、どうして既に行われていないの?」「どうしてそうなってしまったと思う?」と、ケースへの理解を深めつつ、参加者が見出した問題点と解決策についてさらに考えを深めさせるよう進んでいきます。

 2つ目のケースは、米国、英国、ドイツの医療制度を比較して、山本氏が「どの国の医療制度が一番好きか」「(違う国の医療制度を選んだ人に対し)なぜこちらを選ばなかったのか」といった質問をするところから始まりました。

 その後、山本氏が各国の医療制度や、保険者と医療者の関係や仕組みなどについての簡単な解説を挟みながら、ディスカッションを呼び起こします。やがて「日本の皆保険制度が破綻するというのは本当か」「標準化医療と個別化医療はどちらが良いものか」「医療専門職の役割とは何なのか」といったテーマが次々と挙がり、ディスカッションが進んでいきました。

コミュニケーションツールとしてのバーベキュー
 馬路村の夜は、Ryoma Baseプレゼンツの川遊び、バーベキュー、温泉と参加者全員で自然を楽しみます。バーベキューは、日本バーベキュー協会の有資格者で、Ryoma BaseのCBO(chief barbecue officer)の松木大輔氏によるもの。日頃から、医療機関の人間関係を円滑にするためのバーベキューを開催するなど、コミュニケーションツールとしてバーベキューを実施しています。様々な塊肉を豪快に焼いたり、高知らしくわらで焼いた鰹のたたきが振る舞われ、夜まで盛り上がりました。

 バーベキューの終盤には、ちょうど馬路村のお祭りで打ち上げられた大きな花火も上がり、歓声が起こりました。山本雄士ゼミin高知は、頭を使っただけでなく、参加者同士の交流や高知の自然も思い出深い回となりました。参加者のキャリアも様々で、自身のキャリアを考える上でも大いに刺激になった人もいるようでした。

 「自分もこうした医療の課題について考えてみたい!」と感じた方は、ゼミに参加してみてはいかがでしょうか。

山本雄士ゼミ http://yujiyamamoto.com/yamasemi/
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Ryoma Base http://ryomabase.com/
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