(C)2014 TWENTIETH CENTURY FOX

 みなさんこんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。私、「主人公が不治の病に冒されている」タイプの映画はあまり得意ではありません。なぜなら絶対に悲しいから…。でも、今回ご紹介するこの映画は、悲しい場面もあるけれど観た後にきっと前向きになれる映画です。

 物語は、17歳のヒロインであるヘイゼル・グレース・ランカスターを中心に進みます。演じるのは、米国のテレビドラマ「The OC」のヒロイン、マリッサ・クーパー(ミーシャ・バートン)の妹ケイトリン・クーパー役や、映画「ファミリー・ツリー」(2011年)の主人公(ジョージ・クルーニー)の長女、アレクサンドラ・キング役で話題となったシャイリーン・ウッドリーです。

 ヘイゼルは、末期の癌患者。肺は“ポンコツ”で、酸素ボンベが手放せません。友達もできず、毎日同じ本を読むばかりのヘイゼルを心配する両親。ヘイゼルは、「両親のために」大嫌いな癌患者の集会に嫌々出掛けます。そこで出会うのが、クールなヘイゼルに一瞬で恋をするガス(オーガスタス・ウォーターズ、演じるのはアンセル・エルゴート)です。

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 18歳のガスは、かつては高校のバスケットボール部のスター選手でしたが、骨肉腫を発症。片足と引き替えに骨肉腫を克服した経験を持っていました。愛読書の交換などで次第に心を通わせる2人ですが、ヘイゼルは距離を保ったまま。「私は爆弾なの。ある日爆発して周りを壊滅させる。傷付けたくない」――。ヘイゼルは、自分がこの世を去ればきっと打ちひしがれるであろう両親のように、自分がいなくなって傷付く人をできる限り増やしたくないと考えていたのです。それでもガスは、「愛なんて虚しいし、いつかは忘れられる。でも君を愛してる、悪いけど」と意に介しません。

 そんなやりとりが続いたある日、ガスはヘイゼルの愛読書の著者と連絡を取り、会いに行く約束を取り付けるというサプライズをプレゼントします。ヘイゼルは、何度も読んでいる愛読書の登場人物たちのその後をどうしても知りたいとかねてから思っていたので、大喜び。「友達」のガスと一緒に作家に会うための旅に出ます。その旅で、ガスはある事実をヘイゼルに打ち明けます。

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