支えになった言葉
先生のような人になりたいから、医者を目指したい。
 慢性特発性血小板減少症の12歳男児。経過観察を続けているが、良くも悪くもならず、もどかしい日々だったが、本人からこの言葉を聞いて、すごく元気づけられた。子供の言葉の影響力は私にとって大きかった。(35歳女性、小児科)
走らなくてもいい、でも立ち止まってはいけない。
 医学部受験のため浪人していたころの、予備校の先生の言葉。医師人生も同じで、あせらず、ゆっくり着実に目の前の仕事に取り組むことが大事だと思う。(36歳男性、内科)
I先生とOさん(担当看護師)の言うことは100%信じる。
 小児科研修医のときに担当した白血病のお子さんが、苦しい治療を受けながら言ってくれた言葉。落ち込んだ時に思い出しています。(49歳男性、小児科)
小さい失敗ではくよくよするな。特に若いうちには。
 研修医になりたてで、右も左もわからない状態で任せられた仕事。患者から苦情を言われ仕事が嫌になったとき、このような応援のメールを思い出し、気持ちを切り替えることができた。(28歳男性、放射線科)
奮起した言葉
Aggressive surgeonではなく、Active surgeonになれ。
 尊敬する上司に、お酒の席で言われました。ラディカルな手術が好きでなかった自分の生き方を肯定してもらったようで、励みになりました。(56歳男性、外科))
「誰にでもできる事とできねェ事がある。お前にできねェ事はおれがやる。おれにできねェ事をお前がやれ!!!」
 東日本大震災の時に若手から教えてもらった、漫画『ワンピース』の登場人物サンジのセリフです。なるほどなあと納得した覚えがあります。研修医へのはなむけの言葉としても引用させてもらっています。(37歳男性、小児科)
「先生が手術を受ける時は、 誰に執刀してもらうのですか」
 「君にやってもらおうかな」

 血管外科に入ったばかりの新人だった私が、ある時、尊敬する上司に「先生が手術を受ける時は、誰に執刀してもらうのですか」と尋ねたところ、上司はすぐにこのように答えた。このとき、日本一腕の良い外科医になろうと決心した。(56歳男性、外科)
医は仁なり
 高額な治療薬を使った方がベターだが、使うと保険が切られてしまうような状況があった。責任者に相談したところ「医は仁なり、経営のことは二の次だ」と言われ、感銘を受けた。患者さんにも伝えたところ、涙していた。(39歳男性、産婦人科)
調査概要
日経メディカル オンラインの医師会員を対象にWebアンケートを実施。期間は2012年5月17日〜5月27日。有効回答791人。性別●男性701人/女性90人 年齢●20歳代60人/30歳代208人/40歳代275人/50歳代202人/60歳以上46人 勤務形態●勤務医672人/開業医88人/その他(研究施設、行政機関、企業など)31人

編集部から:
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