ボランティア経験のある医師はどのぐらいいるだろうか。40歳以下の若手医師829人に聞いた。ボランティア活動を「今している」人は5.2%。「過去にしたことがある」の27.6%を合わせると、3人に1人はボランティア経験あり、ということになる(Q1)。

 活動内容で一番多かったのは「お祭り、運動会など地域イベントでの医療支援」で、3割が回答(Q2)。次いで多かったのは、医療者向けの教育や一般向けの啓蒙といったもの。震災被災地での医療活動がそれに続いた。

 「その他」が27.6%と多かったので、具体的な内容をコメントで紹介する。時間的余裕のある学生時代の経験を書いた人が多かった。

こんなボランティア活動、しました
●ラグビー大会やマラソン大会のドクター。先輩医師に頼まれて(34歳男性、整形外科)
●脳性麻痺の方の生活介助。友人の紹介で始めたが、なかなか大変で結局やめてしまった(31歳女性、小児科)
●ロシナンテス、国境なき医師団、国際赤十字、Japan Heartなどへの寄付。目の前の仕事だけでなく人の役に立ちたいと思った(25歳男性、内科)
●趣味でやっているコンサートをチャリティーにし、収益金を日本赤十字社に寄付した(39歳男性、神経内科)
●ダウン症児と定期的に遊んだり、夏にキャンプに行ったりした。自治体のボランティアセンターの紹介で(34歳女性、内科)
●自閉症児を持つ親の会の活動支援。親戚に自閉症の子供がおり、学生時代に自閉症に関する発表を行ったことから、親の会の活動に参加するようになった(32歳女性、家庭医療)
●ナホトカ号重油流出事故のとき、重油回収をした(32歳男性、内科)
●教会での慈善事業。人の役に立つことをしたかった(28歳女性、小児科)
●ガールスカウト活動を長く続け、リーダーまでやった。盲導犬育成の啓蒙や募金活動、老人施設への慰問などに参加した(26歳女性、皮膚科)
●献血によく通った(37歳男性、形成外科)
調査概要
Cadetto.jp会員にメールで告知し、Webアンケートに回答してもらった。回答した990人の内訳は、医師829人、医学生140人、その他21人。調査期間は2012年2月13日〜2月20日。

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