若手医師は、果たしてどれくらい論文を読んでいるのだろうか。Cadetto.jpの医師会員を対象としたアンケートの結果を報告する。


 若手医師は、どれくらい論文を読んでいるのだろうか。Cadetto.jp会員837人に聞いてみた。「かなり読む方。よい論文を探して後輩や同僚などと教え合ったりしている」という人は4.8%、「比較的読む。興味をもったテーマの論文を探して読んでいる」が34.5%で、これら“積極派”の合計は39.3%だった。

 一方、「ほとんど読まない。抄録会など、やむを得ない場合は仕方なく読む」は28.3%、「先輩や指導医に薦められたものや話題の論文は努力して読む」は29.6%で、“消極派”の合計は57.9%に上っている。

 読む場所は「病院の医局など」が83.3%を占め、「自宅」「移動中」「図書館」は少数派。院内で読むのが主流らしい。年代別に見ると、初期研修医では、職住近接を反映してか「自宅」が4割を超え、逆に「移動中」は1割に満たなかった。積極派が頭抜けて多い診療科は皮膚科で、逆に最も少ないのは耳鼻咽喉科と精神科。回答数が少ないため一概には言えないが、論文に対するスタンスは診療科によっても違うことがうかがえる。

Q1 普段どれくらい論文を読んでいる? (837人)

Q2 どこで論文を読む? (837人、複数回答)

Q3 どれくらい読んでいる? (診療科別、カッコ内の数字は回答数)
* 回答数が10 件以上の診療科を掲載した
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