自由回答から
「自信がある」
●時間短縮と患者の理解度アップのため、講談社の「からだの地図帳」や「病気の地図帳」など、視覚的にわかりやすい図を手元にそろえています。さらにネットブックに医学書院「今日の治療プレミアム」、PC版「今日の治療薬」、「CT・MRI断面図ウォーカー」などのソフトを入れて説明に使っています(50代男性開業医、一般内科)
●若い頃は自信がなくて、後悔するばかりでした。やはり経験、場数だと思います(60代女性開業医、一般内科)
●知っていることも知らないことも、患者さんと家族の理解度に沿って噛み砕いて説明します。ムンテラの時は、自分は俳優だと思っています(50代女性勤務医、循環器内科)
●おばあちゃんに説明する時には、あえて敬語は使わず、方言で世間話のように説明する。難しい医学用語は一切使わない。インテリジェンスの高いビジネスマンに話す時は、医学用語をうまく取り入れて、質問を引き出しながらディスカッション形式で納得させていく(50代男性開業医、一般内科)
●患者ないしその家族への説明で「言われてはいけない言葉」、それは「難しいことはよくわからないので、先生にお任せします」。要するに、「お聞きした話の意味が分かりません」ということですから(40代男性勤務医、循環器外科)
●病状説明に自信がないなら医者をやるべきでない(40代男性勤務医、一般内科)
●代表的な疾患はテープレコーダーのように説明します(30代男性、一般内科)
自由回答から
「自信がない」
●病状説明は毎日してきたが、どこまで分かっていただけたのかが不安。私自身が家族の病気で他の医師から説明を受けたとき、病名も処置法も知っていたにもかかわらず、ドキドキして話の半分ほどしか聞けなかった(50代女性勤務医、一般内科)
●午前の外来だけで100人以上、その過半数が新患や「訴えあり」という状況。十分に説明する時間がありません(40代女性勤務医、脳神経外科)
●自分で満足していても、相手にどれだけ正確に伝わっているか誰にも分からないと思いますが(30代男性勤務医、耳鼻咽喉科)
●患者の家族への説明に難渋するときがあります。都合の悪いことや関心のないことは忘れておられ、後々問題になることも(50代男性勤務医、一般内科)
●つい、要らないことを言ってしまって後悔することが(50代男性勤務医、一般内科)
●訴訟になりかけて以来、自信がなくなりました。説明内容をほぼ一言一句カルテに記録する癖もつきました(30代女性、一般内科)
●最近、攻撃的な人やどう話しても分かってもらえない人が増えたため、「自信がない」を選択しておきます。必ずしも自信がないわけではないですが(40代男性勤務医、呼吸器内科)
●患者さんにとって喜ばしくない状況を説明するとき、うまく言えない(40代女性、放射線科)
●自信を持つように心がけているが、自分が女性で年齢が若いため、患者の受け取り方も違うのではないかと不安になり、力んだ説明になりがち(30代女性、小児科)
調査概要
調査の概要日経メディカル オンラインとメドピア株式会社が共同運営する医師・医学生限定の会員制コミュニティサイト「MedPeer」(医師会員数約3万7000人、2011年8月現在)で、医師会員向けのアンケートを実施。「患者さんへの病状説明に自信がありますか?」という設問に対し、「自信がある」または「自信がない」を選んでもらい、「自信がない」場合はその理由も選んでもらった(複数回答)。また、回答者全員にコメント欄への記入を求めた。調査期間は2011年8月5日〜8月11日。有効回答数は2366人。●性別:男性2099人/女性267人●年齢:20代87人/30代621人/40代918人/50代622人/60代以上115人/不明3人●勤務形態:勤務医1526人/開業医345人/不明495人