「『踊る大捜査線』のオープニング曲を聴くと、スイッチが入って別人格になる」「『夢の中へ』を聴くと、寂しい心が癒される」─。約2割の医師が仕事を頑張るための「テーマソング」を持っている。どんな医師が、どんな曲をテーマソングにしているのか、のぞいてみよう。


 ふとしたときに思い出す、聴くと元気になったりリラックスできる。あるいは仕事中につい歌ってしまう─。そんな「自分のテーマソング」を持っている医師はどのくらいいるのだろうか。

性別に見ると、テーマソングを持っている男性は20.3%、女性は16.8%。また、卒後年数別に見ても、世代間でテーマソングの有無に大きな差はなかった。

 今回、医師約1000人を対象に行った調査では、「テーマソングがある」との回答は約20%。その曲を聴く、あるいは曲が頭に浮かぶタイミングは、仕事の前後がそれぞれ約4割と多いものの、仕事中という意見も3割あった。

 仕事中にテーマソングが関係する具体的なシチュエーションとしては、「手術中」が16件と最も多い。うち、「実際に音楽を聴いている」と回答したのは9人で、好きな音楽を手術室に持ち込んでいる外科医が一定数いる実態がうかがえた。また、「内視鏡検査中」や「処置中」「患者が立て込んでいらいらしたとき」といった意見も多かった。

 仕事中以外では、「通勤中」「車の運転中」などの移動中や「体力的につらいとき」「仕事が末期症状のとき」などの声が寄せられた。

どんなタイミングでテーマソングを聴く(歌う、思い出す)かという点については、「仕事前」が最も多く、「仕事後」が続く。ただし、「仕事中」という意見も3割あった。

調査概要
日経メディカルオンラインの医師会員を対象にwebアンケートを実施。期間は2010年11月4日から11日。有効回答数は1005人。
●性別:男性874人/女性131人 ●平均年齢:42.2歳 勤務形態●勤務医996人/開業医151人/その他(研究施設、行政機関、企業など)78人 ●専門科目:循環器内科102人/消化器内科68人/呼吸器内科37人/膠原病・リウマチ・アレルギー内科4人/内分泌・代謝内科36人/腎臓内科25人/血液・腫瘍内科19人/総合・一般内科134人/その他内科8人/神経内科37人/小児科62人/精神科58人/皮膚科33人/放射線科24人/消化器外科58人/胸部・血管外科20人/内分泌・乳腺外科10人/その他外科7人/脳神経外科32人/耳鼻咽喉科20人/眼科14人/整形外科38人/泌尿器科17人/形成外科9人/産科・婦人科31人/麻酔科41人/救急5人/病理12人/生理学・生化学0人/解剖0人/法医学3人/公衆衛生学10人/基礎・社会系その他5人/その他26人 ●勤務先:病院750人/診療所196人/その他(研究施設、行政機関、企業など)59人