【参加者の感想】
■実際に現場の最前線で活躍されているドクターの方に、医療の現状について教えて頂く貴重な経験になりました。お話を伺い、医療関係者以外の人も、もっと医療に対し関心を持つことが重要であると感じました。私自身、医療に対して深く関わる機会は今までなかったのですが、今回のメディカルカフェという企画を機に医療に対する興味関心が高まりました。(20代女性、大学生)

■参加費無料・ワンオーダー制で幅広い層の人が気軽に参加でき、運営形式だったことも良かったと思います。立ち見が出る程の大盛況でしたので、ぜひまた開催して頂けたら参加したいと思います。メディカルカフェ、圧巻でした!(30代男性、医療関連企業勤務)

■Facebookより情報を知り、若い世代の方からの発信ということに興味を持ち参加させて頂きました。長年仕事に従事していると知識と経験は増しますが、小さな気づきを拾いにくくなることも。しかし、私たちからしても若い世代の方と仕事場を超えて触れる機会も少ないのも事実なので、自主的にこのような活動をしてくれていることは、逆に交流の場を頂いた気持ちにもなります。問題提起をされるドクターの方々のお話を聞き、自分に照らし合わせ、自分も一社会人として、考え動けることがあるのではないかと振り返る時間となりました。(20代女性、一般職社会人)

 医療界には悪しきピラミッド型の風習や政界との癒着といった闇が存在するようで、若者にも楽しく医療を考えてもらう機会は少ないのが現状である。登壇された先生方は医療界の闇を包み隠さずに語り、その闇をどんなアプローチで解消すべきかをともに考えていくことが重要であると語っていた。近年は、医療関連の番組やイベント、セミナーが溢れているが、対象者は高齢者であることがほとんど。日本の未来を支えていく若い世代が対象ではないように感じる。今回の企画「メディカルカフェ」は、新しい医療のカタチを参加者とともに考えていく良いきっかけになったと思う。我々は大きな「医療海」に小さな石を投じただけに過ぎない。しかし、投げ込まれた小さな石は参加者の何人かの琴線を震えさせただろう。

 それが波紋となって参加者が医療への関心を深め、新たなうねりを起こしてくれるかもしれない。いつかはそれが大波へと変わることを信じて。私自身は今夏、中学生を対象とした義務教育課程での医療教育導入に向けて「中学生、病院で医療を学ぼうプロジェクト!!」を開催するなど、さらなるアクションを起こす予定だ(詳しくは「白衣を虹色に染める理系男子」)。変化を嫌う傾向にある教育、政治に、医療教育という側面からメスを入れていきたいと思う。

【筆者プロフィール:定方春樹】

埼玉県所沢市出身。早稲田大学高等学院卒業後、先進理工学部生命医科学科に進学。現在、22歳の大学4年生。今年2月からアルツハイマー病に対する基礎研究を行う。大学生活では理工学部の学園祭「理工展」での白衣コンテストの運営とMCを経験、早稲田大学美食サークルというグルメ団体の創設、フードアナリストを中心とする飲食ビジネスを経験。オックスフォード大学に語学留学の経験もあり。メディカルカフェでは主に企画・広報に従事する。そして現在は医療を通した社会貢献活動と学生の力を利用した海外ブランディング事業、東京五輪に向けて日本を元気にしていく「TEAM2020」の学生部門立ち上げに向けて奔走中。