5月にスタートした「一般名処方検索」に代わり、このたび、TOPページで「治療薬検索β」の提供を始めました。これまで通り、検索は無料ですので、お試しください。

 これまでの「一般名処方検索」では、一般名処方加算が算定できる薬剤のみを検索対象にしていたため、先発品しかない薬剤などでは検索結果が表示されませんでしたが、今度の「治療薬検索」では大半の経口薬と外用薬、自己注射剤を収録しました。

配合剤と漢方薬には未対応です。収録薬剤の詳細は、こちらをご覧ください。


 検索窓の名称は変更しましたが、一般名処方をする際の正しい一般名の書き方(処方用一般名)が検索できることは変わりありません。これまで通り、一般名処方の処方箋を受けた薬局が一般名から商品名を調べる際にもご利用いただけます。

 また今回のバージョンアップから、処方用一般名は同じなのに、製品によって用法・用量が異なるもの、適応が異なるもの、製剤学的特性が異なるものについて、検索結果にその旨が表示されるようにしました。例えば右上の画面は、「テオフィリン徐放錠50mg」の検索結果ですが、薬剤によって異なる部分(用法・用量、適応)が各薬剤ごとに表示されています。

ただし、この検索システムは、2012年7月1日に公開された厚労省の「一般名処方マスタ」には未対応なので、一部、処方用一般名の表記スタイルが異なるものがあります。「一般名処方マスタ」については、こちらをご覧ください。


 さらに、この処方用一般名の検索に加えて、現行のβ1.0版からは、各薬剤ごとに「妊婦・授乳婦への投与」に関する添付文書情報を参照できるようになりました。

 添付文書に書かれている妊婦や授乳婦への投与に関する注意事項が単に表示されるだけでなく、添付文書情報に基づく判定(不明、注意、原則禁止、禁止のいずれか)が妊娠時期ごとに表示されます(左写真)。加えて、米国食品医薬品(FDA)やオーストラリア保健省薬品・医薬品行政局(TGA)の判定も一覧表示されます。妊婦や授乳婦への投薬時などにご参照ください。

検索はNMOもしくはDIオンラインのトップから
 使い方は簡単です。日経メディカル オンラインおよび日経DIが運営するDIオンラインのトップページに検索窓を用意してありますので、この検索窓から「商品名で検索」か「一般名で検索」を選択し、薬剤名を入力して検索してください。先頭の何文字かを入力すれば検索できます(商品名は3文字以上、一般名は2文字以上)。なおWeb検索は、システムの都合上、検索を1日に5回までとさせていただきます。

 このほか、有料の『一般名処方インデックス』『妊婦・授乳婦投与インデックス』もご用意しました。無料版Web検索は、検索回数に制限があるほか、一覧表形式で表示したり、プリントアウトして利用することができませんが、有料の「PDF版」では、一覧表を紙に印刷できます。なお、これらPDF版に掲載されている「解除キー」を入力することで、Webでの無料検索の回数が1日20回までに延長されます。

 ⇒『一般名処方インデックス』の説明はこちら
 ⇒『妊婦・授乳婦投与インデックス』の説明はこちら

 「β版」という名前からもお分かりの通り、日経メディカル オンラインと日経DIがお届けするこの「治療薬検索」は、これからもドンドン進化していきます。ご期待ください。(田島 健=日経メディカル オンライン編集長)