3カ月に1度のお楽しみ、日経メディカルCadettoの最新号が完成しました。今号の特集は、「私にチカラをくれる とっておきの言葉」「医師会、入る?」「スマホじゃなくちゃダメですか」の3本です。

 凹んだときにいつも思い出す格言、迷ったときに行く道を照らしてくれるフレーズ、心が折れそうなときに自分を奮い立たせてくれる一片の詩──。第一線で活躍されてきた先生方は、きっと、そうした「とっておきの言葉」をいつも心に刻んでいるに違いない。そんな、半ば強引な思い込みで始まったのが、今回の特集「私にチカラをくれる とっておきの言葉」でした。

 といいつつも、ホントにそんな「とっておきの言葉」なんてあるんだろうか……と、不安いっぱいで取材に臨んだ記者たちを待ち受けていたのは、先生方から湧き出す含蓄に富んだフレーズと、それにまつわる素敵なエピソードの数々でした。取材と並行して、NMOでは医師の先生方にアンケートも行いましたが、そこでも出てくるわ出てくるわ。声に出して読みたい(?)珠玉のフレーズのオンパレードです。

 記者が直接取材に伺ったのは、先日天皇陛下の冠動脈バイパス術を執刀した天野篤先生(写真)、一度お会いすると誰もがその人間的な魅力に虜になってしまうというウワサの寺澤秀一先生、『病院で死ぬということ』の著者で終末期医療に長年携わっておられる山崎章郎先生などなど。

 調査での回答も含め、たくさんの心に響くフレーズを集めました。きっと、あなたの力になる言葉も見つかるに違いありません。

 次の特集「医師会、入る?」は、勤務医で医師会に入るドクターが激減している昨今の情勢に、あえて逆を張ってみました。あまり知られていませんが、都道府県医師会や郡市区医師会の中には、若手医師にとって魅力的なプログラムを用意しているところが少なくないからです。今、各地にどんなサービスがあって、若手医師はどんな風に活用しているのか、本特集でその現状を俯瞰してみてください。

 3つ目の特集は「スマホ」です。このご時世、医師の半分がスマホを所有しているわけですが、それでも「だってスマホなんて要らないでしょ」という、プチ“あまのじゃく”な先生方のために、医師としてスマホを持つことの意味をあらゆる角度から分析してみるという企画です。テレビ番組にも出演中のアプリソムリエ石井寛子さんも、ナビゲーターとして登場いただきました。

 以上が、今号の中身に関する紹介ですが、実はこの夏号では、加えて二つの新しい試みにチャレンジしてみました。

 一つは「Clickable Paperサービス」への対応です。これは株式会社リコーとのコラボで実現したものですが、RICOH TAMAGO ClickerというアプリをインストールしたiPhoneもしくはiPadでカデット夏号の誌面を写真に撮ると、そのページに関連した情報がiPhone/iPad上に表示されるというものです。

 といっても、そのスゴサはなかなか伝わらないと思いますが、正直、これはかなりスゴイです。紙メディアとネットをつなぐ、もっと言えば、リアルとバーチャルをつなぐ、「夢の扉」とでも言いましょうか。iPhoneをお持ちの方は、ぜひぜひお試しください。

電子版の購入はこちらから

 そしてもう一つは、日経メディカルCadetto「電子版」のスタートです。

 非売品の雑誌とは異なり、電子版は1冊800円の有料にはなりますが、「日経BPストア」から1回購入すれば、iPadからでも、androidのタブレット端末からでも、パソコンからでも、見ることができるスグレものです。いつでも、いつまでも、好きなときに、お気に入りのカデットをご自身の愛用のマシンで閲覧できます。

 また、雑誌は印刷部数の関係で、若手の医師の先生方にしかお配りできませんでしたが、電子版については年齢などによる制限はありません。これまでCadettoをご覧になれなかったみなさんも、ぜひこのチャンスにご購読ください。

 なお雑誌『日経メディカルCadetto』は、これまで通り、「Cadetto.jp」にご登録いただいた方にお送りします(ご購読の申し込みは、こちらまで)。「Cadetto.jp」は、雑誌の主要な記事だけでなく、雑誌には載っていない若手医師・医学生向けのオリジナルコンテンツを満載した、35歳までの医師(今は39歳までの医師の方は登録可能)、医学生限定の登録サイトです。若手医師・医学生の方は、ぜひご登録ください。

 以上、田島@日経メディカルCadetto編集長(おそらく4代目)がお届けしました。