ワコム

電子カルテシステムのほか、医療現場での多様な用途を提案

 電子カルテシステム向けなど液晶ペンタブレットを提供するワコムは、「DTZ-2100」、「DTU-710」の展示デモによる普及率向上、電子カルテシステム以外での医療分野での新しい用途提案など、幅広いテーマを掲げて出展する。


●体験型展示で操作性・書き心地を訴求


 「今回の出展テーマは、大きく分けて3つ。ひとつは、多数の液晶ペンタブレット展示、操作体験スペースを確保。次に、電子カルテや画像参照などへのさらなる普及に向けたPRと用途提案、3つ目は2007年9月に企業ロゴとシンボルマークを刷新したことを受けて、新しい『ワコムブランド』のイメージ浸透。この3点に注力する」(同社ソリューション営業部 ソリューション推進Gr.マネージャーの中路慎哉氏)。あわせて、ブースの構成は、同展示会を商談の好機と位置づけ、商談スペースを比較的広めに確保したという。


7月8日に発表した新型の液晶ペンタブレット「DTU-1931」

7月8日に発表した新型の液晶ペンタブレット「DTU-1931」


 展示する製品は、7月8日に発表した新型の液晶ペンタブレット「DTU-1931」を中心に展開する。「DTU-1931」は、電子ペンによる直感的かつ効率的な入力・操作を可能にしながら、大型で広い視野角を持った19インチ型ディスプレイを採用したモデル。大型で高品位な表示が実現できるとし、医療現場においては「電子カルテや医療画像のデータに所見や簡単な描画を手書きで書き込み、診療と記録を迅速に行い、患者にわかりやすく説明する」「過去の検査・診断記録を見やすく表示する」「会計、調剤などのITシステムを直感的に操作し、作業効率を高める」などといった用途を想定する。


 従来製品「DTZ-2100」「DTU-710」の展示デモにも力を入れる。「DTZ-2100」は、21.3インチ型の液晶ペンタブレット。大画面かつ高精度・高速読み取りが特長で、電子カルテシステムのほか、画像診断への用途も前面に訴える。「DTU-710」は17インチ型SXGA対応TFT液晶ペンタブレットで、軽量・コンパクトさと簡便な入力・操作性をデモする。NECの電子カルテシステム「MegaOak」シリーズなどと擬似的な連携をさせて展示し、「操作性の良さやペンの書き心地を、実際に触って体験してらうことに重きを置く」(中路氏)とする。


 用途提案型の展示は、まず、ブースの一角の壁面に21.3インチ型の「DTZ-2100」を2台並べて、インフォームドコンセントなど患者説明用のデジタルシャーカッセンとして展示する。また遠隔画像診断を想定し、診療所から送られた画像データを病院の医師がペン入力をしながら患者に文字で説明するようなデモも行うという。


 同社の液晶ペンタブレット導入事例については、ブースに2台のプラズマ・モニターを置き、全診療科・287台を納入した徳島大学病院の事例紹介映像を中心に、ブース内のデモの様子も映し出す計画だ。


ワコムのWebサイト

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