寄稿◎2017ー18シーズンのインフルエンザ診療の要点《下》

来シーズンには新機序の抗インフル薬登場

(12/17)

 図6に、細胞内におけるウイルスの増殖過程と種々の抗インフルエンザ薬の作用点を示す。このうち現在使われているのは、増殖したウイルスが細胞から遊離するのを阻害するNA阻害薬だ。内服薬のオセルタミビル(タミフル)、吸入薬のザナミビル(リレンザ)とラニナミビル(イナビル)、注射薬のペラミビル(ラピアクタ)の4剤である。これらは有効性、安全性に大差ないため、患者の年齢や全身状態を勘案して選択されている。[全文]

寄稿◎2017ー18シーズンのインフルエンザ診療の要点《上》

高齢者にも脳症リスクあるA(H3)は流行する?

(12/16)

昨シーズンの流行はA香港型(A[H3])とB型が中心だった。今シーズンはAH1pdm09の流行が予想されているが、今夏の南半球の流行状況からA(H3)が流行する可能性もある。1年後には新薬が登場しそうだ。[全文]

特集◎いつもと違う!今冬のインフルエンザ《Interview》

インフルエンザウイルスの抗原変異は予測可能

(12/15)

インフルエンザワクチンの効果が不十分だった昨シーズン。A(H3)のワクチンは抗原性が変異しやすく、実際の流行に無力だったとの見方が有力だ。今冬もA(H3)の流行が予測されている。ワクチンの効果減弱に打つ手はないのか。世界のインフルエンザウイルス研究をリードする河岡氏に聞いた。[全文]

特集◎いつもと違う! 今冬のインフルエンザ《4》

鳥インフルエンザ(H7N9)のヒト化が進む

(12/14)

 昨シーズン、鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスのヒト感染例の急増は異常だった。流行の中心地である中国では、2016年11月に6例だった感染例が12月に106例と急増、年が明けた2017年1月には192例に。その後は徐々に減少したものの、6月までに750例に達した。[全文]

特集◎いつもと違う!今冬のインフルエンザ《3》

高リスク者には抗インフル薬の予防投与を!

(12/13)

 ワクチンによる予防効果に限界が指摘されている今シーズン。インフルエンザ患者の重症化、病院内や高齢者施設内の集団感染のリスクが例年に比べて高まりそうだ。[全文]

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