バルセロナで開催された欧州心臓学会(ESC2009)のHot Lineで、日本人ハイリスク高血圧患者を対象とした大規模臨床試験KYOTO HEART Studyの結果が発表された。試験統括医師である京都府立医科大学大学院医学研究科循環器内科学教授の松原弘明氏は、従来治療へのバルサルタン追加投与で主要評価項目が45%有意に減少したと報告した。これは主要評価項目を構成する脳卒中と狭心症リスクの有意減少によるもの。新規糖尿病発症リスクもバルサルタン追加投与で有意に減少した。
バルセロナで開催された欧州心臓学会(ESC2009)のHot LineにおいてKYOTO HEART Studyの結果が発表されたその日、当地において試験統括責任者である松原弘明氏に同試験をめぐってインタビューした。その概要を紹介する。
KYOTO HEART Studyは、日本人のハイリスク高血圧患者において、従来治療に対するバルサルタン追加投与の心血管イベントに対する影響を検討する臨床試験。京都府立医科大学とその関連病院の計31施設が参加した。