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 静脈血栓塞栓症(VTE)は、周術期患者や妊産婦ばかりに起こるわけではない。内科や精神科でも少なくない。特に、脳卒中急性期、重症心不全などの患者、精神科で身体拘束処置、向精神病薬投与などを受けている患者はリスクが高い。三重大学大学院循環器・腎臓内科学講師の山田典一氏は、第8回日本血栓止血学会学術標準化委員会シンポジウム(2月22日、開催地:東京)で、「内科・精神科領域の入院患者に対しても、リスク評価を行ったうえで、リスクの高い症例に対しては一次予防が必要だ」と指摘した。ただし、他領域に比べ、研究は遅れているとし、わが国の疫学データや予防策の適応、有効性に関するエビデンス蓄積の必要性を訴えた。(記事全文を読む)

 大腿膝窩動脈病変に対する血管内治療後のシロスタゾールによる再狭窄抑制効果を検討した多施設臨床試験Sufficient Treatment Of Peripheral Intervention by Cilostazol(STOP-IC)の結果が、2012年10月22〜26日、米国フロリダ州マイアミで開催されたTranscatheter Cardiovascular Therapeutics(TCT2012)で社会保険小倉記念病院循環器内科部長・横井宏佳氏により報告され、シロスタゾール投与群は非投与群に比べ有意に再狭窄を抑制したことが明らかとなった。(記事全文を読む)

 シロスタゾールは、血管拡張作用と平滑筋増殖抑制作用を併せ持つ抗血小板薬であり、末梢動脈疾患(PAD)における血管内治療(PTA)後の標的病変血行再建(TLR)を抑制すると報告されている。また、動脈硬化のリスクが高い透析患者においても、シロスタゾールはPTA後の開存率を改善することも報告されている。(記事全文を読む)

 重症下肢虚血(CLI)は、バイパス手術が標準治療とされているが、血行再建に成功しても約15%の症例で虚血が起こり、下肢切断に至ると報告されている。しかし、アンギオソム・コンセプトの導入によって、救肢率の改善が報告されるようになった。アンギオソム・コンセプトとは、動脈血管とそこから血液供給を受ける皮膚や組織をまとまった領域として捉える概念で、形成外科に導入され、CLIのバイパス手術でも血管と潰瘍病変との関係を捉える方法として導入されている。(記事全文を読む)

 浅大腿動脈の血管内治療には、ナイチノールステントが使われるが、再狭窄率が高く、その抑制が課題となっている。そこで、関西ろうさい病院循環器科の飯田修氏らは、ナイチノールステント留置症例での再狭窄に関与する要因を検討し、米オーランドで開催された米国心臓協会学術集会2009(AHA 2009)で報告した。(記事全文を読む)

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