
中村健一(おゆみの皮フ科医院院長)●なかむら けんいち氏。信州大医学部卒。宇治徳洲会病院、北里大皮膚科、聖路加国際病院皮膚科を経て、1993年に開業。著書に『診療所で診る皮膚疾患』(日本医事新報社)など。
患者はヒタイに病名を書いて来院するわけではない。検査結果を待ってじっくり診断する余裕もない。立ち合い勝負の無慈悲な診療科―それが皮膚科である。教科書に載っていない、皮膚科診療における思考過程を再現してみよう。
【第5回】
(2012/02/13)
「手湿疹? そんなもの、専門外だから診る必要はない」。そう思っている医師はいないだろうか。では、もし外来で患者に「手荒れ」を相談され、「私は専門外なので分かりません」と言ったらどうなるか? [全文]
【第4回】
(2011/11/18)
「ウデに自信はないが、皮膚科の患者を増やしたい」。もし、そう考える皮膚科非専門医がいたとして、そんな夢のようなことができるのだろうか? できなくはない。星の数ほどあろうかという皮膚疾患の中で、一般… [全文]
【第3回】
(2011/08/10)
夏の皮膚科外来は、足の外来でもある。特に今年は、世の中「節電、クールビズ」だ。しかし、よく足元を見ると、スーツ姿の男性は革靴に靴下、女性はストッキング。足元はクールビズになっていないことが多い。そん… [全文]
【第2回】
(2011/07/08)
「顔が赤くなってしまって痒いんです。先生、何とかして!」皮膚科外来は「女性のお肌」外来の側面が色濃い。特に顔に何かできた場合、医師の門戸を叩くのは男性よりも圧倒的に女性患者の方が多い。 [全文]
【第1回】
(2011/04/07)
本日の症例は、20代男性、「かゆみ」で受診。「どうしましたか?」「先生、痒くてたまらないんです・・・」はて? と診ると上腕に痒疹が散布している。痒疹とは痒い丘疹のこと。皮膚科ではよくある。 [全文]