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キーワード別記事一覧:大槌病院
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特集◎大震災は医療をどう変えた 3年後の現実(2)
【釜石・大槌】再構築にめど、ネットで患者情報共有も
2014/ 3/ 7
津波で県立大槌病院(121床)が全壊したほか、倒壊の恐れから県立釜石病院(272床)も246床の閉鎖を余儀なくされた釜石・大槌医療圏。震災から3年がたち、以前の医療提供体制の復活にめどが立ってきた。さらに一歩進み、患者情報を全医療機関で共有する取り組みも始まった。
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日経メディカル2012年3月号「特集 震災医療 成果と反省」転載 Vol.14
地元開業医の願いは大槌病院の復活
現場医師10人「私が今、考えること」 道又内科小児科医院 道又 衛氏
2012/ 3/29
大槌湾から数百mしか離れていなかった自宅兼診療所は、津波で全て流されてしまいました。昨年5月には、大槌川の上流にある知り合いの建物を借りて仮設診療所を開設。現在の患者数は1日約50人まで戻りました。ただ、震災前の70〜100人と比べるとまだ少ない。人口の激減や、交通手段の不足によるアク…
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日経メディカル2012年3月号「特集 震災医療 成果と反省」転載 Vol.13
開業直前に被災も大槌に根差す決意
現場医師10人「私が今、考えること」 大槌おおのクリニック 大野 忠…
2012/ 3/28
震災前から大槌町での開業準備を進め、東日本大震災が起きた3月11日の1カ月後に開業する予定でした。場所は県立大槌病院のすぐ近く。それが、水をかぶって壊れたCT装置のガントリと多額の借入金だけ残り、建物は津波で全部流されました。
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本誌連動◇被災地の医療復旧 Vol.4
外部支援から“卒業”した岩手県釜石市
基幹の釜石病院は8月に復旧
2011/ 7/14
1300人以上の死者・行方不明者を出した岩手県釜石市(人口4万人弱)。同じ釜石医療圏にあり、人口約1万5000人の大槌町に至っては町全体が壊滅状態に陥り、死者・行方不明者は1700人余りに上った。避難者数も2市町合わせて、最大で約9000人(避難所数は約80カ所)に達した。