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キーワード別記事一覧:早期乳癌
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NEJM誌から
補助化学療法が不要の早期乳癌患者を識別する
70種類の遺伝子発現を調べるマンマプリントが有望
2016/ 9/21
早期乳癌患者に補助化学療法を行うかどうかを判断する際に、遺伝子発現プロファイリングの情報を考慮すると、臨床リスクが高いと見なされた患者の半数近くが化学療法を回避できる可能性が示唆された。ポルトガルChampalimaud Clinical CenterのFatima Cardoso氏らは、ランダム化フェーズ3試験の結…
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乳癌術後補助化学療法患者、ARBに心保護作用
2015/11/16
早期乳癌では、アントラサイクリン系抗癌剤やトラスツズマブの投与により生存期間が延長するが、両剤ともに高用量で用いると心毒性が懸念される。今回、これらの薬剤による術後補助化学療法を受けた早期乳癌患者を対象とした臨床試験PRADAから、アンジオテンシンII受容体拮抗薬カンデサルタンは左…
- NEJM誌から 早期乳癌の術後ゾレドロン酸投与、無増悪生存率などの向上見ら… 無作為化フェーズ3試験AZUREの結果 2011/10/13 早期乳癌患者の術後にビスホスホネート製剤を投与すると再発率と死亡率が低下すると報告されている。だが、英Sheffield大学のRobert E. Coleman氏らが、ゾレドロン酸(ゾレドロネート)投与がこれらの患者の無増悪生存率や全生存率に及ぼす影響を調べる無作為化フェーズ3試験を行ったところ、顎骨…
- 乳癌の遺伝子検査、Oncotype DXが治療法決定に大きく関与 2010/ 1/14 タモキシフェンによるホルモン療法を受けた早期乳癌患者について、再発リスクと化学療法から得られるベネフィットを21種類の遺伝子から予測する遺伝子検査「Oncotype DX」は、術後補助療法を決定するうえで医師と患者に大きな影響を与えることが分かった。米Loyola大学Health System MedicalのShel…
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タモキシフェン投与後のレトロゾール投与で閉経前の早期乳癌患…
2009/12/13
初回診断時に閉経前であった早期乳癌患者において、タモキシフェン投与後にレトロゾールを投与するエクステンディッドアジュバント療法は、無病生存率(DFS)を有意に改善したことが報告された。NCIC CTGのMA17試験のサブセット解析から示された。成果は、米Massachusetts General Hospital Cancer…