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キーワード別記事一覧:tPA
- N Engl J Med誌から 低用量tPA、標準用量に比べた非劣性示せず 急性虚血性脳卒中を対象としたENCHANTED試験の結果 2016/ 6/ 9 急性虚血性脳卒中患者への血栓溶解療法として、組織プラスミノーゲン・アクティベーター(tPA)アルテプラーゼの0.6mg/kg静脈内投与を0.9mg/kg投与と比較したところ、死亡または90日後の身体障害については非劣性を示すことができなかった。ENCHANTED(Enhanced Control of Hypertension and Throm…
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STROKE2016・日本脳卒中学会より
tPA・エダラボン同時投与、早期再開通率増えず
脳梗塞急性期での投与タイミングを比較したYAMATO研究の結果
2016/ 4/22
脳梗塞急性期でtPA(アルテプラーゼ)治療を行う際、tPA投与前または同時のエダラボン投与は、tPA後の同薬投与と比較して、早期再開通率や機能予後を改善しないことが明らかになった。多施設共同前向きランダム化比較試験YAMATOの結果で、第41回日本脳卒中学会総会(4月14〜16日、札幌開催)で日本…
- JAMA Neurology誌から 網膜動脈閉塞はtPA静注で失明を防げる 症状発現から4.5時間以内の線溶療法で視力回復率が有意に向上 2015/ 9/ 1 網膜中心動脈閉塞症(CRAO)は、網膜の血流が突然途絶え、放置すると失明し得る疾患。米Yale大学のMatthew Schrag氏らは、症状発現から4.5時間以内にtPA(組織プラスミノーゲン・アクティベーター)などを用いた線溶療法を行うことで視力回復率が有意に高まることと、現在行われている保存的治療に…
- Lancet誌から 脳卒中後の超早期離床、かえって転帰を悪化 脳卒中ユニットへの入院患者2000人を対象とした多施設共同ランダム化試… 2015/ 5/ 1 オーストラリアなど5カ国、56箇所の急性脳卒中ユニットが参加して行われたランダム化比較試験AVERT(A Very Early Rehabilitation Trial for stroke)のフェーズ3研究で、脳卒中の発症から24時間以内に離床を開始する超早期離床群に割り付けられた患者では、3カ月後に自立した生活を送れるレベルに…
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リポート◎遠隔診断によるtPA投与
脳卒中診療の空白地域を救う「Telestroke」
テレビ会議システムで地域の病院とハブ病院が合議
2014/ 7/22
急性期の脳卒中治療に有効な血栓融解(tPA)療法。しかし、対応可能な施設がなかったり、マンパワーなどが手薄な地域もあり、実施体制に著しい地域格差が生じている。こうした状況の解消策として注目されているのが、テレビ会議システムを用いて脳卒中診療を行う「Telestroke」だ。日本でいち早く…
- tPA療法が中等度リスクPEの血行動態を改善 2014/ 4/28
- 脳梗塞への血管内治療、tPA静注と転帰に差なし 2013/ 2/22
- tPA投与後90分以内のアスピリン静注に利益なし 2012/ 7/11
- ワルファリン使用者へのtPA投与、INR1.7以下なら非使用者と出血リスクの差なし 2012/ 7/ 4
- 発症後6時間以内のtPA投与で機能改善に利益 2012/ 6/ 5
- 80歳超へのtPA投与の効果は80歳未満に劣らず 2012/ 6/ 5
- tPAを補う血管内治療 2011/ 3/23
- 80歳超でもtPA投与後のアウトカムは良好 2010/12/ 7
- 精緻な画像で手術・読影を支援 2010/10/19
- STEMIへのtPA先行投与はPCI単独より予後不良 2010/ 8/ 6
- 脳卒中発症から4.5時間以内ならtPAの利益あり 2010/ 6/ 3
- 脳動脈閉塞急性期の機械的血栓除去は有効 2010/ 4/21
- ワルファリン治療患者のtPAの適応は再検討を 2010/ 3/16
- tPAは発症後4.5時間まで投与可能に 2009/ 6/19
- 脳卒中急性期病院の1割がtPA治療を中止 2009/ 5/25