ジャンル別記事一覧
キーワード別記事一覧:脳梗塞急性期
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STROKE2016・日本脳卒中学会より
tPA・エダラボン同時投与、早期再開通率増えず
脳梗塞急性期での投与タイミングを比較したYAMATO研究の結果
2016/ 4/22
脳梗塞急性期でtPA(アルテプラーゼ)治療を行う際、tPA投与前または同時のエダラボン投与は、tPA後の同薬投与と比較して、早期再開通率や機能予後を改善しないことが明らかになった。多施設共同前向きランダム化比較試験YAMATOの結果で、第41回日本脳卒中学会総会(4月14〜16日、札幌開催)で日本…
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学会リポート●ISC 2015
Solitaire回収式ステントの血管内治療で機能障害が改善
脳梗塞急性期患者対象のSWIFT PRIME試験
2015/ 4/17
脳前方循環の主幹動脈閉塞が確認され、tPA静注療法が行われた脳梗塞急性期患者では、Solitaire回収式ステントによる血管内治療は、機能障害を改善し、3カ月の生存・自立患者を増加させることが示された。発症6時間以内の脳梗塞患者において、回収式ステントを用いた新しいデバイスであるSolitaire …
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日本血栓止血学会2012
t-PA静注3カ月後、半数近くが後遺症残さず社会復帰
承認後の広島県8施設の脳梗塞急性期375例を解析
2012/ 7/ 4
脳梗塞急性期の治療法として、わが国で2005年10月に承認された組織プラスミノーゲン・アクチベータ(t-PA)静注療法。これまでの実施状況を広島県の基幹病院8施設共同で検討した結果、治療3カ月後の機能予後良好例の割合が44%と、わが国の大規模研究とほぼ同等の成績を上げていることが分かった。…
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STROKE2010
脳梗塞急性期のtPA静注、0.6mg/kgで十分な効果
遅発性再開通も良好な転帰に寄与
2010/ 5/17
脳梗塞急性期の再開通療法としての組織プラスミノーゲン活性化因子(tPA)静注療法は、わが国では2005年10月に承認された。根拠となった国内第III相臨床試験「J-ACT」(Japan Alteplase Clinical Trial)では、投与量が0.6mg/kgに設定されており、それが承認用量となった。
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STROKE2010
脳梗塞急性期の再開通療法は新しい時代に
tPA適応外または無効の症例に新たな治療手段が登場
2010/ 5/12
脳梗塞急性期に使用する経皮経管的脳血栓回収用機器のMerciリトリーバルシステムが4月末に承認された。神戸市立医療センター中央市民病院脳神経外科の坂井信幸氏は、STROKE2010の合同シンポジウム「脳梗塞急性期再開通療法」で、脳梗塞急性期の再開通療法は新しい時代に入ったとし、tPA静注療法が…