ジャンル別記事一覧
キーワード別記事一覧:Shinken Database
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日本循環器学会2010
心房細動患者へのスタチン、upstream治療の効果認めず
Shinken Databese 2004-2008の解析結果より
2010/ 4/ 8
心臓血管研究所付属病院の全初診患者を対象としたレジストリーであるShinken Databaseから、スタチンを投与されている心房細動(AF)患者と投与されていないAF患者との間で中期的な総死亡は同等で、心血管イベン…
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第22回
心不全患者における心房細動をどう考える?(上)
2009/12/ 2
心不全と心房細動が、お互い密接な関係にあることはよく知られています。そして長い間、心房細動は心不全の予後を悪化させると考えられてきました。実際、心房細動による頻脈で心不全のコントロールが難しくなる…
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日本心不全学会2009
心房細動は心不全患者の予後を悪化させない
「SOLVD試験のデータは今では生きていない」と山下武志氏
2009/11/16
1990年代のSOLVD試験以降、「心房細動を合併した心不全は予後が悪い」ことは自明の理とされた。だがこの研究は、心不全にACE阻害薬を使うかどうかが議論された時代のものであり、ACE阻害薬やβ遮断薬の使用が当…
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第3回
心房細動を見ずして心房細動患者を診よ!
2008/ 7/ 8
心房細動のある患者さんは、洞調律の患者さんに比べて予後が悪い。だから、心房細動の患者さんを初めて診たとき、早くどうにかしなければという思いに駆られるのは当然のことと思います。実際、Framingham study…
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日本循環器学会2008
Shinken Databaseが明かす日本人の心房細動の実態
死亡率は年1%台前半と良好、慢性化は有意な心血管リスクとならず
2008/ 6/24
心臓血管研究所が実施している患者登録事業(Shinken Database)から、日本人の心房細動の実態が明らかになってきた。同研究所では2004年から、付属病院外来を受診して循環器疾患と診断された患者すべてを対象と…