リポート・特集
REPORT: 特集●臨床研究の質を高める
- 特集●臨床研究の質を高める Vol.3 臨床試験の登録、現実は理想にはほど遠く… 第6回ピアレビューと生物医学出版に関する国際会議より 2009/10/21 臨床試験を始めるに当たって、あらかじめその目的や概要を公のデータベースに登録しておくことは、例えば研究者や企業にとって都合の悪い結果が得られた場合に、その論文が発表されないといった“出版バイアス”を防ぐために有効といわれている。ICMJEの方針決定は、多くの研究者が臨床試験の登録…
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特集●臨床研究の質を高める Vol.2
一流医学誌でも進まぬ「利益相反」の開示
第6回ピアレビューと生物医学出版に関する国際会議より
2009/10/20
研究者と研究資金を提供する企業との間に利益相反関係がある場合、研究者が本来行うべき“ベスト・プラクティス”が制限を受ける可能性があることが知られている。一流の医学ジャーナルに論文を発表する際も、ジャーナル側が著者に対して利益相反関係の開示を求めることが一般的になってきた。
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特集●臨床研究の質を高める
見て見ぬふり? 論文のゴーストライター
第6回ピアレビューと生物医学出版に関する国際会議より
2009/10/19
医学分野の学術誌の国際会議「ピアレビューと生物医学出版に関する国際会議」がカナダで開催され、世界的に有名な医学ジャーナルの編集者をはじめ34カ国から400人余りが参加し、熱心な議論が繰り広げられた。そこでトピックになったのは、研究した本人でなく企業などに雇われたゴーストオーサー(g…