500号記念臨時増刊(2009年7月17日発行)

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『500号記念臨時増刊』の読みどころ

 日経メディカルは2009年7月号で通巻500号を迎えました。1972年4月の創刊以来、37年目にしての500号到達です。雑誌不況が叫ばれる中、500号を迎えられたのも、読者の皆様に、本誌を毎月読んでいただいているお陰です。厚く御礼申し上げます。

 そこで、日ごろのご愛読への感謝を込めて、500号記念臨時増刊を作りました。通常号とはひと味違った誌面構成となっております。どうぞお楽しみ下さい。

 この臨時増刊のテーマは「温故知新」です。これまで、本誌では10周年記念、20周年記念といった節目の号で、よく未来を展望する特集記事を組んできました。今回は視点を変えて、500号、過去37年間で日経メディカルは何を伝えてきたか、に焦点を絞りました。雑誌の年齢にも満たない20代、30代の若い記者たちが、大量の過去記事を読み、古い行政資料を漁り、過去のインタビューに登場した人のご遺族に連絡を取ったりしながら記事を作っていきました。

 主な内容は以下の通りです。

 「特集・日経メディカルは何を伝えてきたか」
胃疾患治療、開業医と勤務医、医師数、医療政策、僻地医療の5つのテーマについて、日経メディカルのこれまでの報道を振り返るとともに、今後を展望しました。

 「データで見る日本の医療」
厚生労働省の統計を基に、1970年から今までの日本の医療の変遷をデータで振り返りました。

 「インタビュー再録 あの人はその時、何を語ったか」
医療界の伝説の人、5人のインタビューを再録しました。白壁彦夫氏、榊原仟氏、徳田虎雄氏、吉村仁氏、日野原重明氏の5人への貴重なインタビューです。

 「ブックガイド 日本の医療小説・医療ノンフィクション40冊」
医療小説の傑作20冊、医療ノンフィクションの傑作20冊を書評家の東えりか氏に解説していただきました。

 「日経メディクイズ傑作10選」
過去10年間に掲載された日経メディクイズの中から、傑作10問を再録。

 「復刻・苦いカルテ」
かつての名コラム、「苦いカルテ」が復活。1980年代に掲載した5本を再掲載、加えて新たに5人の医師に書き下ろしてもらいました。

 先輩記者たちが「未来」を展望しながら書いた記事を、「未来」にいる我々が読むというのは、なかなか興味深い体験でした。そこで浮き彫りになったことは、医療が抱える問題の普遍性です。今も昔も変わらない問題があり、過去に解決策が既に提示されているものも少なくありません。是非、今の医療と対比させながら、この増刊号をお読みいただきたいと思います。「温故知新」。必ず新しい発見があるに違いありません。

 なお、500号記念臨時増刊は1部売りもしています。定期購読の方でない方も、こちらからお求めいただけます。

 これからも日経メディカルをよろしくお願い申し上げます。

『日経メディカル』編集長 千田 敏之