内外の学会から第一線の臨床医が注目するテーマをピックアップし、キーパーソンへのインタビューとともに関連トピックスをお伝えする「日経メディカルExpress」。日経メディカル本誌への同梱メディアとして2009年2月に誕生した「日経メディカルExpress」のコンテンツをPDF形式で提供します。
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2012.5
2012年3月16日から18日までの3日間、福岡市で第76回日本循環器学会学術集会が開催された。東日本大震災からほぼ1年の博多に多数の循環器研究者と医療従事者が集まり、震災に関連した報告も含め、各分野で多彩な議論が行われた。その中から、動脈硬化性疾患と脂質低下療法の話題を取り上げる。
2012.2
2011年11月10〜12日、第61回日本アレルギー学会秋季学術大会が東京都港区で開催された。今大会では、IgEとその標的となるマスト細胞がメインテーマの1つとされ、多くのセッションで議論された。ここでは抗IgE抗体を中心に、治療に関する話題を紹介する。
2012.1
2011年11月12日から16日まで、米国オーランドで第84回米国心臓協会・学術集会(AHA2011)が開催された。今回注目された大規模臨床試験の1つが、ストロングスタチンを用いた積極的な脂質低下療法による動脈硬化退縮作用を評価した、SATURN試験だ。さらに動脈硬化や脂質低下療法、その臨床に関する新しい研究成果をピックアップした。
2012.1
2011年10月20日から3日間、宇都宮市で第34回日本高血圧学会総会が開催された。家庭血圧を指標とした大規模介入試験の結果や、心血管疾患発症予防の観点からみた血圧管理の重要性などに関して、新しいエビデンスが多く発表された。さらに、減塩の意義や食塩感受性高血圧の発症機序に関する最新のトピックスも紹介する。
2011.12
東日本大震災の被災地では、復興に向けた青写真が描かれ、一部で動き始めている。震災および原発事故の影響で医師不足がさらに加速すると危惧される状況の下、被災地の医療をどう立て直すか、そのために必要な医師をいかに確保するか──。被災地における試みは、日本の地域医療の将来を考える上でも貴重な知見をもたらすだろう。
2011.11
好天に恵まれた2011年9月23〜25日、神戸市で第59回日本心臓病学会学術集会が開催された。近年、循環器領域でも画像診断技術の進歩は著しく、今学会でも多くの研究成果が発表された。動脈硬化を目で見て評価し治療に生かす時代の到来を予感させる。ここでは、血管像から見た脂質低下療法の話題を中心に紹介する。
2011.10
2011年8月3〜4日の2日間、横浜市で第75回日本循環器学会学術集会が開催された。東日本大震災により一度は中止が決まったが、学術研究発表の場は確保すべきとの声から、夏期の開催が決まった。平日の2日間にもかかわらず7500人が参加し、白熱した議論が交わされた。その中から脂質異常症と動脈硬化性疾患との関連を中心に、新たな知見を紹介する。
2011.10
2011年8月27日から31日までの5日間、フランス・パリで第33回欧州心臓学会(ESC2011)が開催された。日本からの演題数がドイツに次いで2位と、ESCに対する日本人研究者の関心が高まっていることがうかがわれた。ここでは、動脈硬化と脂質異常症の改善を目指した研究成果を中心に紹介する。
2011.9
7月15日と16日の2日間、札幌市で第43回日本動脈硬化学会総会・学術集会が開催された。本学術集会では、2012年春の発表に向けて改訂作業が進められている、『動脈硬化性疾患予防ガイドライン』に関連したセッションに注目が集まった。さらに、糖尿病を合併した動脈硬化性疾患に対する再生医療の話題も紹介する。
2011.7
5月19日から21日まで、札幌市で第54回日本糖尿病学会年次学術集会が開催された。依然として増え続けている糖尿病患者の予後を改善すべく、診療の在り方について活発な議論が交わされた。中でも、糖尿病患者の動脈硬化を抑制するために、頸動脈IMTを使った早期評価についての演題が数多く発表され、日常診療への応用が話題となった。
2011.6
第51回日本呼吸器学会学術講演会は、東日本大震災の影響を受けて、3日間の学会日程を2日間に短縮、プログラムを変更して東京都千代田区で開催された。緊急企画「広域災害時の呼吸器の諸問題」では、災害救急や被災地での呼吸器疾患などについて報告があった。また、シンポジウムや他学会との共同企画では、難治性喘息の病態や合併症に注目が集まった。
2011.2
第52回米国血液学会(ASH 2010)が昨年12月、米国オーランドで開催された。新薬の登場で新たな局面を迎える骨髄 異形成症候群(MDS)に関しては、脱メチル化薬やレナリドミドによる治療をはじめ、鉄キレート療法の新たな有効性などにも注目が集まった。
2011.2
2010年11月27日〜28日、東京・丸の内で、第25回日本臨床リウマチ学会が開催された。今期学会では、米国リウマチ学会、欧州リウマチ学会が策定・公表した関節リウマチ分類新基準とその評価が注目を集めたほか、トシリズマブの全例調査解除、アバタセプトの販売承認取得などで生物学的製剤の選択肢が広がる中、高齢者における積極的使用、超音波エコーによる有効性判定、医療経済など、多彩な報告が目を引いた。
2011.2
2010 年11月25〜27日、東京で第60回日本アレルギー学会秋季学術大会が開催された。喘息関連では、「喘息予防・管理ガイドライン2009」で難治性重症喘息に対する新たな治療選択肢となった抗IgE抗体製剤の使用成績や、新型インフルエンザ感染と喘息の関連についての報告などが注目を集めた。
2011.1
2010 年11月13日から17日まで、米国シカゴで第83回米国心臓協会・学術集会(AHA2010)が開催された。今学会で注目された演題の1つが、軽症心不全に対するアルドステロン拮抗薬の有効性を示したEMPHASISHF試験で、ガイドラインを変えうる結果と参加者の間で話題となった。この試験を中心に、慢性心不全診療の最新動向をピックアップした。
2010.12
第7回インフルエンザ制圧国際会議(Options for the Control of Influenza VII)が9月に香港で開催された。新型インフルエンザ/H1N1pdm)発生後、初めてとなる会議では、特に日本のエビデンスに注目が集まった。
2010.12
「アレルギー疾患 診断・治療ガイドライン2010」が、第60回日本アレルギー学会秋季学術大会で披露された。新たに、蕁麻疹、接触性皮膚炎、薬疹、ラテックスアレルギーのガイドラインが追加され、9 疾患10 分野を網羅する“総合ガイドライン”となった。3年ぶりの改訂となった本ガイドラインの概要を紹介する。
2010.11
輸血依存性の骨髄造血不全患者の輸血後鉄過剰症を適応として、経口鉄キレート剤デフェラシロクスが承認されて約2年が経過した。1日1回投与の経口剤の登場によりコンプライアンスが格段に向上し、症例が蓄積されてきた。9月24〜26日に横浜市で開催された日本血液学会では、数十例規模の臨床データを分析した多施設共同研究の成果が複数報告された。
2010.11
9月12日から15日まで、米国マサチューセッツ州ボストンで第50回米抗菌薬・化学療法学会(ICAAC:Interscience Conference of Antimicrobial Agents and Chemotherapy)が開催された。抗インフルエンザ薬やワクチンなどインフルエンザ関連の話題を中心に、最新の話題をピックアップした。
2010.7
欧州脳卒中学会(ESC;european stroke conference)2010が5月25日から28日まで、スペイン・バルセロナで開催された。演題数が1300件余と過去最多を記録。大規模臨床試験CSPS IIのサブ解析をはじめとする日本発エビデンスのほか、CRESTのサブ解析など、注目試験の報告が相次いだ。
2010.6
4月23〜25日、第50回日本呼吸器学会学術講演会が開催された。昨年改訂されたわが国の「喘息予防・管理ガイドライン2009」と国際喘息ガイドライン(GI NA2009)について、改訂のポイントが解説され、さらに、近年明らかになってきた喘息の病態についても、新たな知見が報告された。
2010.6
4月15〜17日、日本脳卒中学会、日本脳卒中の外科学会、スパズム・シンポジウムの合同で、Stroke2010が小雪舞う盛岡市で開催された。脳梗塞の再発予防に関するトピックス、大きく変わり始める脳卒中診療体制を取り上げたシンポジウムの様子などを紹介する。
2010.4
2月24〜26日、国際脳卒中学会が米サンアントニオで開催された。参加登録者がこれまでの最高となる4000人を超える中、日本発のエビデンスとなるCSPS II、新たな抗凝固薬の臨床試験であるRE-LYのサブ解析など、脳卒中の再発予防を検証した大規模試験に注目が集まった。
2010.2
11月20〜21日、第24回日本臨床リウマチ学会が盛岡市で開催された。実地医療におけるリウマチ診療の課題について活発な議論が交わされ、新たな生物学的製剤の臨床効果についても様々な報告がなされた。注目演題を紹介する。
2010.1
11月13〜15日、第19回日本臨床精神神経薬理学会と第39回日本神経精神薬理学会の合同学術集会が開催された。今年上市されたノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)の話題や、精神科領域でことのほか深刻な「ドラッグラグ」の指摘など、注目を集めた演題を中心に紹介する。
2009.12
日本脳卒中学会が改訂作業を進めていた「脳卒中治療ガイドライン2009」が発行の運びとなった。5年ぶりの改訂により、脳卒中の発症予防、脳梗塞急性期治療、脳梗塞の再発予防など、多岐にわたる項目で新たな知見を反映したものとなった。進化したガイドラインの概要と改訂のポイントを紹介する。
2009.12
10月29日〜11月1日、米国腎臓学会(ASN2009)がサンディエゴで開催された。糖尿病の3大合併症の1つである腎症をいかに予防・治療すべきか、基礎から臨床まで多くの研究結果が報告された。アルブミン尿が見られる糖尿病患者の予後やARBのアルブミン尿抑制効果を評価したROADMAP試験など、注目演題を紹介する。
2009.12
10月29日〜10月31日、第59回日本アレルギー学会秋季学術大会が秋田で開催された。本大会の目玉は、喘息予防・管理ガイドライン2009(JGL2009)が発表されたこと。ガイドラインでは難治性の重症喘息の治療ステップ4の患者に対し、新たに抗IgE抗体のオマリズマブが推奨された。重症喘息治療の新たな一手として期待される新薬の話題を中心に注目の演題を紹介する。
2009.12
10月14〜17日、第17回日本消化器関連学会週間(JDDW2009、京都市)において、第13回日本肝臓学会大会が開催された。B型・C型肝炎、肝癌の治療戦略の検討に加え、肝疾患診療のネットワークを大きなテーマとして初めて取り上げた。肝炎対策基本法の成立を間近にして国民の関心が高まる中、地域の診療体制の実態が報告されたワークショップの模様を紹介する。
2009.12
造血不全により長期の赤血球輸血を要する患者に発症する輸血後鉄過剰症に対して、経口鉄キレート剤デフェラシロクスが臨床応用されたことで、日常診療の場では有効な手段がなかったこの疾患に対するコンプライアンスの良い治療が可能となった。10月23〜25日に京都で開催された日本血液学会では、適切な使用により良好な治療成果が得られた事例の報告が相次いだ。
2009.12
10月14〜17日、第51回日本消化器病学会大会、第78回日本消化器内視鏡学会総会などを含む第17回日本消化器関連学会週間(JDDW 2009)が京都市で開催された。多岐にわたる消化器領域の発表の中から、薬剤性潰瘍に関する話題を中心にお届けする。
2009.11
9月29日〜10月2日、欧州糖尿病学会(EASD2009)がウィーンで開催された。新しい糖尿病治療薬であるインクレチン関連薬について、血糖コントロールに加えて、心血管保護効果などの報告も目立った。日本にも近く登場すると目されているインクレチン関連薬の話題を中心に注目の演題を紹介する。
2009.10
8月29日〜9月2日、欧州心臓学会(ESC 2009)がバルセロナで開催された。数々の大規模試験の結果が発表された中で、今年目立ったのは心房細動患者を対象とした試験。新しい抗凝固療法、ARBの効果など、心房細動の予後に関する話題と注目を集めた演題を紹介する。
2009.5
3月20〜22日、日本脳卒中学会など脳卒中関連3学会が合同開催するStroke2009が松江市で行われた。頸動脈狭窄症に対するアプローチ、急性期の診療体制などについて、内科医、外科医、血管内治療医がそれぞれの立場から活発な議論を交わした。多彩な発表の中から脳梗塞の再発予防に関する話題を中心に紹介する。
2009.5
3月20〜22日、第73回日本循環器学会が大阪市で開催された。循環器分野の多岐にわたる領域の報告が相次いだが、中でも最近、日本発のエビデンスが相次いでいる動脈硬化の退縮に関して、新たな試験結果がLate Breaking ClinicalTrialsで発表された。動脈硬化の発表を中心に紹介する。
2009.2
11月29〜30日、第23回日本臨床リウマチ学会が横浜市で開催された。話題の中心となったのは、「関節破壊の抑制」と「ドラッグフリー寛解」。両者のカギとなる生物学的製剤について、早期からの投与を普及させることで治療効果が劇的に上がる可能性を指摘する報告が相次いだ。シンポジウムの発表を中心に紹介する。