2006.06.02

黒豆由来のアントシアニンが脂肪蓄積を抑える 高脂肪食ラット1カ月の試験で、脂肪増加を抑制

 黒豆の皮に含まれる黒いポリフェノール、アントシアニンにお腹まわりの脂肪の蓄積を抑える効果があることがわかった。また、コレステロールの排出を促す作用も確認された。フジッコと静岡県立大学の共同研究で、このほど開催された第60回日本・栄養食糧学会大会で報告された。

 脂肪分が30%を占める高脂肪食を1カ月ラットに与えると、腹部の脂肪量は4割も増加する。ところが、この高脂肪食にアントシアニンを1日に体重1kg当たり5mg加えて飼育したラットでは、腹部脂肪量の増加は約1.5割に抑えられた。

 肝臓に蓄積される脂肪の量にも大きな差が出た。また血液中のコレステロール値が有意に下がり、中性脂肪値も減る傾向があった。

 黒豆のポリフェノール、アントシアニンはこれまで血液サラサラ効果などが実証されている。脂肪の蓄積を抑えたというこのデータから、今後はダイエット成分としても注目されそうだ。(八倉巻尚子、ライター)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 誤嚥性肺炎って何科の疾患? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:294
  2. 2018年度ダブル改定の“真の主役”は「看取り」 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:13
  3. 66歳女性。意識障害、痙攣 日経メディクイズ●心電図 FBシェア数:0
  4. 今冬はインフルエンザワクチンには頼れません! 特集◎いつもと違う! 今冬のインフルエンザ《1》 FBシェア数:257
  5. 62歳男性。口唇のしびれと呼吸困難 日経メディクイズ●神経内科 FBシェア数:0
  6. カフェイン中毒――侮ってはいけない市販薬 EM Allianceの「知っ得、納得! ER Tips」 FBシェア数:4
  7. 政策誘導の「はしご」は外されるのが当たり前? 記者の眼 FBシェア数:39
  8. 安定狭心症へのPCI、症状改善に有意差認めず 循環器・糖尿病診療のNew Stage◎LECTURE FBシェア数:0
  9. 若年男性に生じた発熱と多関節痛、何を疑う? カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:1
  10. インフルエンザウイルスの抗原変異は予測可能 特集◎いつもと違う!今冬のインフルエンザ《Interview》 FBシェア数:3