2006.03.24

カシス果汁の多糖類に強い抗腫瘍効果、メルシャンが確認

 メルシャンはこのほど、同社商品開発研究所が、カシス果汁に含まれる多糖類に強い抗腫瘍作用があることを動物実験で確認したと発表した。研究成果は日本農芸化学会大会で3月26日に報告する。

 研究グループは、カシスに含まれる多糖類(CAPS:カシスポリサッカライド)を1週間毎日経口投与した後、腫瘍細胞(エールリッヒ腹水がん)を移植し、さらに2週間CAPSを毎日、経口投与した。その後、腫瘍を摘出し、重量を測定した。

 その結果、CAPS投与群は対照群に対し、腫瘍増殖を51%抑制した。カシス果汁では45%だった。この結果は、抗がん剤のピシバニール(64%抑制)やアドリアマイシン(62%抑制)を投与した群と遜色がなく、対照群に対し、いずれも有意に強く抑制されたという。

 本件についてのメルシャンのプレスリリースはこちらで閲覧できる。(中沢真也)

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