2006.03.14

【日本胃癌学会速報】大阪で第78回日本胃癌学会総会が開幕

 大阪市の大阪国際会議場とリーガロイヤルホテルを会場に、3月9〜11日の3日間にわたって第78回日本胃癌学会が開催された。会長を務めたのは、市立堺病院院長の古河洋氏。

 日本は以前から胃癌患者が多く、胃癌の研究が盛んに行われてきた。さらに、今回は、昨年死去した韓国のJim Pok Kim氏の業績を称えるためのメモリアルセッションが組まれ、50題もの国際演題が集まった。

 900題もの演題に加え、日本胃癌学会の会員数だけでも6000人を超える。このため、会場は大盛況で、参加受け付けを待つ長い列ができた。海外の研究者の姿も目立ち、事務局担当者は英語で懸命に応対していた。

 古河氏は、大阪で行われている消化器癌の化学療法スタディにかかわるなど、癌に関するデータ収集に熱心に取り組んでいる。このため、臨床試験や癌患者の全国登録をめぐる演題が多く取り上げられたのが今大会の特徴。同氏は、「胃癌患者の多いわが国が積極的に情報発信すべき。現在行われている臨床試験の現状をより多くの人に知ってもらいたい」と話していた。(小又理恵子)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 検査キットに振り回されるインフルエンザ診断 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:362
  2. DNAR指示は「治療不要」という意味ではない 日本集中治療医学会倫理委員会委員長の丸藤哲氏に聞く FBシェア数:1049
  3. 「名門」を出てもその先は自分次第 木川英の「救急クリニック24時」 FBシェア数:176
  4. 認知症ではないと診断した患者が事故を起こしたら医… プライマリケア医のための認知症診療講座 FBシェア数:202
  5. 人をイライラさせる学会ホームページを撲滅せよ 裴 英洙の「今のままでいいんですか?」 FBシェア数:111
  6. 卒後10年、初の転勤で病院院長に着任しました 中山祐次郎の「切って縫うニュース」 FBシェア数:427
  7. インフルエンザ脳症が58例に、6人死亡 インフルエンザ診療Next:トピックス FBシェア数:363
  8. 致死的な重症呼吸不全を救う人工肺「ECMO」 トレンド◎インフルエンザによる肺炎の救命率向上も FBシェア数:486
  9. 降圧治療で本当に120mmHgを目指しますか? 医師1000人に聞きました FBシェア数:6
  10. 死ぬレベルの疑義照会 vs 帰りたい患者 原崎大作の「今日の薬局業務日誌」 FBシェア数:256