2006.03.03

【訂正】カネボウ薬品、独自配合のビタミンB群で ”ストレス性のシミ”を予防する美白美容液を新発売

 カネボウ薬品は、ビタミンB類を独自配合で組み合わせた「B-Mixia(ビーミクシア)」の働きで“ストレス性のシミ”を予防する新しいタイプの美白美容液「アプレア薬用美白美容液」を2月7日に発売した。その詳しい美白メカニズムを3月末に仙台市で行われる日本薬学会で発表する。

 シミといえば、紫外線によってできるものと考える人が多いが、実は、精神的ストレスにさらされた時にもシミはできる点に同社では目をつけた。

 慢性的にストレスを受け続けると、脳下垂体から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌が促進され、このACTHの働きによって、ストレスに抵抗するためのグルココルチコイドというホルモンが合成が促される。しかし、ACTHは、メラニン色素生成細胞である表皮のメラノサイトを刺激し、活性化させてしまう性質がある。

 逆に、ACTHの分泌を抑えれば、“ストレス性のシミ”の発生を抑えられるという。同社は、3種のビタミンB類を組み合わせた独自開発の成分が、このACTHの分泌を抑制することを発見。2002年12月に特許を出願するとともに、内服薬である「アプレアEC」(60錠2200円など3タイプ)を2005年7月に発売した。同じ「アプレア」マークの美容液バージョンとして開発したのが、今回新発売した美容液だ。

 「アプレアEC」と「アプレア薬用美白美容液」では、「B-Mixia」の配合内容は少し異なる。前者はビタミンB2、ビタミンB6、ニコチン酸アミドを配合。後者では、B2を除き、パンテノールを追加した。美白メカニズムも若干違う。前者は、「B-Mixia」がグルココルチコイドの分泌を促進することで、ACTHの過剰分泌を抑えるが、後者はACTHのもととなるプロオピオメラノコルチン(POMC)というホルモンの増加を抑えることで、必然的にACTHの増加を抑えるというアプローチだ。

 また、「アプレアEC」にはビタミンCとビタミンE、「アプレア薬用美白美容液」にはビタミンCも配合することで、紫外線によってできる活性酸素を消去したり、黒色メラニンを無色化する機能なども追加している。シミができる原因を幅広くカバーすることで、美白効果を高める設計とした。

 シミの自覚症状がある25〜54歳の女性16人に、「アプレア薬用美白美容液」を毎日、顔全体に塗ってもらったところ、最も濃いシミ部位の明度(L値)は4週間で平均1.9%、正常部位の明度は同0.8%増とそれぞれアップ。また、シミと正常部位の明度の差(シミの目立たなさ=ΔL値)は約17%ダウンしたという。

 新商品は35mL入りで4200円。全国の薬局やドラッグストアで販売中。初年度の店頭売り上げは1億円を目標としている。(蓬莱明子、日経ヘルス


訂正 第4段落で「2004年に特許を出願するとともに」とありましたが誤りで、正しくは、「2002年12月に特許を出願するとともに」でした。また、第7段落で、「最も濃いシミ部位の明度(L値)は4週間で平均0.8%、正常部位の明度は同1.9%増とそれぞれアップ」とありましたが誤りで、正しくは、「最も濃いシミ部位の明度(L値)は4週間で平均1.9%、正常部位の明度は同0.8%増とそれぞれアップ」でした。読者、および関係者の皆様にはご迷惑をおかけしました。お詫びして上記のように訂正いたします。

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