2006.02.24

明治製菓が「カシス-i 顆粒タイプ」を新発売 血流改善効果の理由を神戸大市橋名誉教授が新解釈

 明治製菓は、昨年8月から飲料として発売してきた「カシス-i」に顆粒タイプを新開発し、2月27日から全国発売する。目元のくま、末梢の冷え、眼精疲労などの改善効果のデータが得られている飲料タイプの「カシス-i」と同様に、1袋当たりにはカシスポリフェノールを130mg配合した。

 カシスは重量当たりのポリフェノールがほかのブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリーなどに比べて豊富。また、含まれるポリフェノールの一種であるアントシアニンという色素は、緑茶などのカテキン類などと比較しても、抗酸化作用が高いという。

 これにより、美容効果と血流改善効果が期待されている。実際、神戸大学名誉教授の市橋正光氏らが、プラセボとカシスポリフェノール130mg飲用の2群に分けた試験を行ったところ、カシスポリフェノール群では顔面皮膚の血流量が高まり、目の下のくまが改善することが確認されている。また、カシスポリフェノール130mgを飲用すると、末梢の冷えが改善することが明治製菓によるサーモグラフィーの試験でわかっている。

 抗酸化作用により、なぜ血流が改善するかというメカニズムについては、長らく謎とされてきたが、血管拡張因子となるNO(一酸化窒素)を介しているという見方が登場してきている。「本来、血管を拡張させるNOが、ほかの活性酸素と反応しペルオキシナイトライト(ONOO−)となることが、血流を妨げる一因になる。抗酸化力の高い、カシスのポリフェノールは、あらかじめ活性酸素を消去してNOを維持することで、血流を高めるのではないか」と市橋氏は話している。

 「カシス-i 顆粒タイプ」は5g、20袋入りが2625円(税込)で販売される。(藤井省吾、日経ヘルス

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