2006.01.25

中医協、悪性腫瘍の遺伝子診断、脳死肝臓移植手術など8件の保険適用を了承

 中央社会保険医療協議会(中医協)は、1月25日に開催した総会で、高度先進医療専門会議が答申していた悪性腫瘍の遺伝子診断、脳死肝臓移植手術など8件の保険適用を了承した。今後、各医療技術について1件づつ保険点数などを審議していくことになる。

 保険適用が認められるのは、以下の8件。
1)悪性腫瘍の遺伝子診断(胃がん、大腸がん、すい臓がん、肺がん、膀胱がん及び至急がんその他の固形腫瘍に係るものに限る)
2)進行性筋ジストロフィーのDNA診断(デュシェンヌ型筋ジストロフィー、ベッカー型筋ジストロフィー又は福山型先天性筋ジストロフィーに係るものに限る)
3)脳死肝臓移植手術(劇症肝炎、先天性肝・胆道疾患、先天性代謝異常症、バッドキアリ症候群、原発性胆汁性肝硬変、二次性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎、C型ウイルス性肝硬変(細小肝がんを含む)、B型ウイルス性敢行へ(細小肝がんを含む)またはアルコール性肝硬変に係るものに限る)
4)心臓移植手術(拡張型心筋症又は拡張相の肥大型心筋症に係るものに限る。脳死者からの移植)
5)腹腔鏡下前立腺摘除術(前立腺がん(限局性のものに限る)
6)CT透視ガイド下生検(胸部、腹部、軟部組織もしくは骨領域の腫瘍病変又はリンパ節腫大に係るものに限る)
7)膵臓移植手術(インスリンに依存するIDDMに係るものに限る)
8)脳死肺移植手術(原発性肺高血圧症その他の肺・心臓移植関連学会協議会で承認された進行性肺疾患に係るものに限る)。

 なお、同日の中医協ではレーザー血管形成術と活性化自己リンパ球移入療法のうち有効性が明らかでない技術(インターロイキン2を用いた活性化自己リンパ球移入療法)の高度先進医療としての承認を取り消すことも報告された。(横山勇生)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 2018改定で中小病院を「優遇」…病床減らす? 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:23
  2. 心筋梗塞を自力で治療し搬送された看護師の話 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:246
  3. 46歳男性。皮下硬結を伴う褐色斑 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
  4. 専門医の更新は?メスを置いた後でもOK? 特集◎走り出した新専門医制度《どうなる?新制度-2》 FBシェア数:14
  5. 「透析中の精神疾患は見捨てる」で良いのですか その死に誰が寄り添うか−精神科単科病院にて FBシェア数:27
  6. 糖尿病治療のEvidence-Based Med… 糖尿病治療のエビデンス FBシェア数:81
  7. 搬送された「意識障害」の年齢別原因と転帰 木川英の「救急クリニック24時」 FBシェア数:16
  8. 7%の減量で本当に脂肪肝が治るか検証してみた 記者の眼 FBシェア数:155
  9. 入局せずPhDも取らなかった12年目消化器外科医… 中山祐次郎の「切って縫うニュース」 FBシェア数:125
  10. IBSの病態自覚を促すアプリを作りました 田中由佳里の「ハラワタの診かた」 FBシェア数:79
医師と医学研究者におすすめの英文校正