2006.01.24

イマチニブの耐性に関連する25種類の変異を調べるサービスが4月に開始へ

 大手臨床検査受託会社のビー・エム・エル(BML)は、慢性骨髄性白血病(CML)の治療薬であるイマチニブ(製品名:グリベック)の耐性に関与する主要な変異である25変異を一括して調べるサービスを、遅くとも4月までには開始する予定であることをこのほど明らかにした。イマチニブの適切投与につながるサービスだといえるだろう。

 CML患者では染色体の転座によりBCR−ABLチロシンキナーゼ(フィラデルフィア染色体)が形成される。イマチニブはこのBCR−ABLチロシンキナーゼを特異的に阻害して抗腫瘍効果を発揮するが、ABLリン酸化酵素ドメインに点突然変異が発生した結果、イマチニブ抵抗性が生じる場合があることが報告されている。BMLが提供するサービスはABLリン酸化酵素ドメインのP-ループ構造部分、酵素活性ドメイン、活性化ループ部分などに生じる25種類の点突然変異を検出するものだ。RT-PCR法と遺伝子の簡便な検査法であるインベーダー法を組み合わせて検出する。

 価格は3万円程度になる見通しで、初年度500件以上の受注を目指すという。(横山勇生)

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