2006.01.16

三菱化学ビーシーエル、三菱化学ヤトロン、三菱化学安全科学研究所が事業統合へ

 三菱ケミカルホールディングスは、1月16日、ヘルスケア関連のグループ会社である臨床検査受託企業の三菱化学ビーシーエル、診断薬メーカーの三菱化学ヤトロン、非臨床試験など安全性試験の受託企業の三菱化学安全科学研究所の3社が統合の検討を開始することで合意したと発表した。統合の時期は本年10月。統合形態などの詳細は、今後検討するとしている。

 統合の目的は、現行ビジネスの強化とテーラーメイド医療や予防などの新規事業への展開の2つ。現行ビジネスの強化という点では、まず、三菱化学ビーシーエルの臨床検査事業と三菱化学ヤトロンの体外診断薬事業を統合することで、診断検査に関する総合的な提案が可能になることを挙げている。エスアールエルと富士レビオの連携に近いものになる。さらに、創薬支援という点では三菱化学ビーシーエルが行っている臨床試験の受託と三菱化学安全科学研究所が行っている非臨床検査の受託が組み合わさり、非臨床段階から臨床段階までの一貫した受託が行えるようになる。

 新事業への展開では、各社が培ってきた経験や技術などを三菱ケミカルホールディングスグループの研究開発と連携させていくことになる。一例として、三菱ケミカルホールディングスグループで行われているプロテオミクス、メタボロミクス、糖鎖工学などの技術と3社の技術を組み合わせて、予防の指標となる診断マーカーの取得などを行うことを挙げている。

 三菱ケミカルホールディングスは、1月18日10時から三菱ケミカルホールディングスのヘルスケアビジネスに関する事業説明会を行う。(横山勇生)

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