2006.01.13

育毛成分の皮膚への浸透を向上させる成分をライオンが同定、発毛促進効果が増強

 ライオンは1月12日、育毛成分の浸透を向上させる成分を同定、実際に発毛促進効果が増強できることを確認したと発表した。ライオンは同定した成分を配合した育毛剤の開発を進め今年春に発売する計画だという。成果は3月28日から30日に仙台市で開催される日本薬学会で発表される予定だ。

 ライオンの研究グループはα−ヒドロキシ酸誘導体の一種である乳酸オクチルドデシルが、皮膚角質層の細胞間に存在する細胞間脂質の脂質二重層の流動性を高め、育毛成分のサイトプリンの浸透性を向上させることを確認した。サイトプリンは毛根細胞内の髪の成長に必要なたんぱく質であるエフリン、BMPの生成を促し、発毛促進シグナルを増幅させる育毛成分だという。

 乳酸オクチルドデシルを配合した育毛剤では、サイトプリン」の浸透が2.4倍に高まり、発毛促進効果も従来の育毛剤と比べて1.7倍に高まったという。(横山勇生)

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