2006.01.12

インフルエンザ流行拡大中、岡山県は県平均で警報レベル超える

 インフルエンザ流行の拡大が続いている。国立感染症研究所の感染症情報センターが2006年1月12日に更新したインフルエンザ流行レベルマップによると、2005年第52週(12月26日〜1月1日)には、インフルエンザの定点あたり報告数(医療機関あたりの患者数)の全国平均値は、第51週の4.0からさらに伸び、5.3になった。

 注意報レベルだけを超えている地域は26都府県の80地域に、警報レベルを超えている地域は6府県の11地域に達した。注意報以上の水準になっている地域は、東北、中部、近畿、中国、九州・沖縄に多い。なかでも岡山県は、全11保健所管轄地域のうち、南東部の東備保健所管轄地域以外の10地域が注意報レベルを超え、県平均の定点あたり報告数が32.7と、警報レベルを超えている。このため、岡山県では1月6日付けでインフルエンザ警報を発令した。

 インフルエンザウイルスの検出状況は、2005年第36週以降、2006年1月5日までに、ソ連型(AH1)が52例、香港型(AH3)が173例、B型が2例報告されている。近年の状況と比べ、比較的、ソ連型が多いのが特徴だ。

 インフルエンザの注意報レベルは、保健所管轄地域単位の流行の規模を示すもので、1週間の定点あたり報告数が10を超えた段階を意味する。警報は同じく1週間の定点あたり報告数が30を超える状況を示す。ただし、注意報、警報とも10を下回った時点で解除される。都道府県が発令する注意報、警報とは異なる。

 インフルエンザ流行レベルマップ2005年第52週分はこちらで閲覧できる。(中沢真也)


Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 向精神薬になったデパス、処方はどうする? トレンド◎ベンゾジアゼピン系薬の安易な処方に警鐘 FBシェア数:1279
  2. 男性医師は何歳で結婚すべきか、ゆるく考えた 独身外科医のこじらせ恋愛論 FBシェア数:178
  3. JTに異例の反論を出した国がんが抱く危機感 Cadetto通信 FBシェア数:121
  4. 開業4年目の私が医院経営の勉強会を作ったわけ 診療所マネジメント実践記 FBシェア数:45
  5. インフルエンザの早い流行で浮かぶ5つの懸念 リポート◎AH3先行、低年齢でAH1pdmも、外来での重症化… FBシェア数:232
  6. 国主導で『抗菌薬適正使用の手引き』作成へ 政府の薬剤耐性対策アクションプランが始動 FBシェア数:19
  7. 真面目ちゃんが燃え尽きるとき 研修医のための人生ライフ向上塾! FBシェア数:0
  8. 味方ゼロ? 誰にも言えない病院経営の修羅場 裴 英洙の「今のままでいいんですか?」 FBシェア数:193
  9. 医師にも多い? 過敏性腸症候群(IBS)型便秘 田中由佳里の「ハラワタの診かた」 FBシェア数:344
  10. 輸液の入門書 医学書ソムリエ FBシェア数:0