2006.01.10

三共が米社から循環器薬候補のδプロテインキナーゼC阻害剤の権利を獲得

 第一三共と米KAI Pharmaceuticals社は2006年1月9日、第一三共の子会社である三共とKAI社が循環器系疾患を対象に開発が進められているδ(デルタ)プロテインキナーゼC阻害剤KAI-9803について、全世界における開発と商業化で提携したと発表した。

 KAI-9803は、心筋組織死の防御薬、血管再開通術を受けた急性心筋梗塞患者における関連した慢性心不全の治療薬になる可能性のある製剤。現在、バルーン血管形成術を受けた急性心筋梗塞患者を対象にしたフェーズ1/2臨床試験が行われている。

 提携に伴って、三共は契約時支払金として2000万ドルをKAI社に支払う。また、KAI社は最初の2適応症について、開発と商業化の進展度に応じて最大で3億ドル受け取る可能性がある。三共は将来の開発費用をすべて負担し、売り上げに応じて2桁のロイヤルティをKAI社に支払い、KAI9803の全世界における開発権と商業化権を獲得する。(横山勇生)

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