2006.01.04

既存治療法が無効なCMLとフィラデルフィア染色体陽性ALLを対象にダサチニブが米国で申請

 米Bristol-Myers Squibb社は2005年12月28日、慢性期、急性期、急性転化期の慢性骨髄性白血病(CML)とフィラデルフィア染色体陽性の急性リンパ球性白血病(ALL)を対象にSRC/ABLキナーゼ阻害剤ダサチニブの米食品医薬品局に対する販売認可申請を完了したと発表した。申請は既存の治療法が無効、または抵抗性となった成人のCML患者、フィラデルフィア染色体患者を対象に認可を求めるものだ。わが国ではフェーズ1臨床試験が行われている。

 2005年12月に開催された米国血液学会でダサチニブの有用性を示すフェーズ2臨床試験の結果が発表されている。イマチニブに耐性もしくは無効であった急性期のCML患者(演題番号39)、イマチニブに耐性もしくは無効であった急性転化期のCML患者(演題番号40)、イマチニブに耐性もしくは無効であった慢性期のCML患者(演題番号41)、イマチニブに耐性もしくは無効であったフィラデルフィア染色体陽性のALL患者(演題番号42)でそれぞれ有望結果が得られたことが発表されている。(横山勇生)

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