2005.12.06

小野と大日本住友製薬、経口プロスタグランジンE1誘導体製剤の頚椎症に対する適応拡大で提携

 小野薬品と大日本住友製薬は12月6日、経口プロスタグランジンE1誘導体製剤リマプロストアルファデクス(小野薬品の商品名「オパルモン」、大日本住友製薬の製品名「プロレナール」)の頚椎症に対する適応拡大について共同開発・販売契約を締結したと発表した。

 リマプロストアルファデクスは両社の共同研究で開発された製剤で、1988年に「閉塞性血栓血管炎に伴う潰瘍、疼痛および冷感などの虚血性諸症状の改善」を効能・効果として承認され、2001年に「後天性の腰部脊柱管狭窄症に伴う自覚症状(下肢疼痛、下肢しびれ)および歩行能力の改善」の効能・効果が追加承認されている。

 頚椎症は、主に経年的な頚椎の椎間板の変性や骨棘などによって、脊髄や神経根が圧迫され、神経機能が障害される疾患。その発症には圧迫された神経組織の血流低下が関与しているといわれており、四肢のしびれや痛みなどの症状が発現する。

 リマプロストアルファデクスは、血管拡張作用と抗血小板作用を有する末梢循環障害改善剤で、頚椎症における神経組織の低下した血流を改善し、神経機能を正常化することで四肢のしびれや痛みを緩解する薬剤として開発が期待されている。(横山勇生)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 息子が中学受験、それでも地方に転職した医師の決断 医師ヘッドハンティングの舞台裏 FBシェア数:6
  2. 近所で有名な「怖い看護師さん」の処遇に悩む 榊原陽子のクリニック覆面調査ルポ FBシェア数:1
  3. 娘のかかりつけ医選びで知った最近の小児科事情 記者の眼 FBシェア数:93
  4. 医師国試の合格率は88.7%、大学別合格率は? 8533人の新医師が誕生、合格率は90%を切る FBシェア数:1788
  5. これで確定申告できるの? 頼りない税理士に怒り 開業の落とし穴 FBシェア数:2
  6. 梅毒かも、結果が出るまではエッチ厳禁で 井戸田一朗の「性的マイノリティの診療日誌」 FBシェア数:49
  7. 臨床研究法が臨床研究を撲滅する 池田正行の「氾濫する思考停止のワナ」 FBシェア数:9
  8. その免疫療法、本当に推奨できますか? トレンド◎あらゆる癌免疫療法に言及した日本初のガイドライン発行 FBシェア数:407
  9. 患者の同意なく雇用先に診療情報漏示は違法 判例に学ぶ 医療トラブル回避術 FBシェア数:1
  10. はしかを診たこと、ありますか? わかる!院内感染対策 FBシェア数:84