2005.11.25

「のりペプチド」をのんで90分で手足ぽかぽか、白子と北里研究所が研究報告

 海苔由来のペプチド「のりペプチド」をのむと、摂取後90分で、手先と足先の血流や皮膚温が上がることがわかった。北里研究所東洋医学総合研究所副部長の伊藤剛氏が、11月17日に白子(東京都江戸川区)と同研究所共催の講演会で発表した。

 これまで、「のりペプチド」を1カ月間摂取し続けた試験で、冷え性改善効果があることは報告されていた。今回はさらに、のんですぐに手先や足先が温まる短期効果を調べた。冷え性の女性10人に「のりペプチド」1.2〜1.4g含む顆粒をのませたところ、摂取後90分で手先や足先の血流や皮膚温が上昇した。つまり、短期的にも手足が温まる効果があることが確認できた。
 
 「のりペプチド」を用いた商品は、すでに「血圧が高めの方に」という表示が認められた特定保健用食品になっている。白子の萩野浩志・研究開発センター長は「のりペプチドには、ACE(アンジオテンシンI変換酵素)活性を阻害し、血管を広げる作用が確認されているため、今回の結果もその作用が関与しているのではないか」と推測している。

 なお、実験に使われた「のりペプチド」の量は、白子の商品「毎日海菜・海苔ペプチド」1日量のほぼ2倍にあたるという。(白澤淳子、日経ヘルス

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