2005.11.25

ロート製薬、40歳以上向け遠近両用型コンタクトレンズを発売

 ロート製薬は、老眼が気になり始める40歳以上をターゲットに、目の調整力が落ちていても遠くから近くまでが自然に見える2週間交換タイプの遠近両用型ソフトコンタクトレンズ「ロートi.Q.14バイフォーカル」(オープン価格)を11月24日に発売した。

 同商品は、レンズの中心部から周囲に向けて「遠距離を見るゾーン」「移行部」「近距離を見るゾーン」と3ゾーンに分かれたマルチフォーカルレンズ。レンズのカーブを滑らかにすることで、移行部でも見えやすく、遠くから近くまでスムーズに自然に見えるのだという。「従来の遠近両用型レンズは、遠くか近くの一方は見やすいが、一方は見えづらいという声があった。新商品はその悩みをカバーした」と同社経営情報本部広報調査室長の湯浅総一郎氏は話す。
 
 医療機関3カ所で45〜55歳の男女20人(男性1人、女性19人)を対象に行った臨床実験では、同商品は「極めて有効(近くから遠くまでがとてもはっきり見える)」を含む「有効」という評価を100%、安全性の評価も100%得たという。
 
 また、同社が独自で行ったアンケート調査では、目の老化現象は30代の約85%、40代の90%以上が自覚しているという回答を得ている。
 
 目の老化現象は「夕方になると見えづらい」「近くの字がぼやける」「目が疲れやすい」といった悩みから自覚するが、これは目の水晶体が加齢とともに硬化し、ピント調節機能が低下することが原因。症状を加速させないためには、遠近両用レンズを早めに使って対処することが大切だという。
 
 同社によると、コンタクトレンズ市場は、ハードレンズが縮小傾向にあるのに対し、ソフトレンズは増加傾向。「現在のソフトレンズユーザーの高齢化とともに、遠近両用のコンタクトレンズは高いニーズを見込めるのでは」(同社)と、今後の市場の伸びに期待を示している。(清水由貴子、日経ヘルス

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