2005.11.07

Roche社がオセルタミビル増産計画を発表、2007年に3億回治療分確保へ、他社との交渉も開始

 スイスHoffmann-La Roche社は11月7日、抗インフルエンザ薬オセルタミビル(商品名:Tamiflu)の製造能力を2006年末までに増強し、年間で3億回治療分を製造できるようにすると発表した。同社の生産ネットワークを段階的にスケールアップすることで増産するとしている。増産規模は2004年時点の増産計画の10倍以上になる。

 さらにRoche社は全世界へのオセルタミビルの供給を拡大するために数多くの話し合いを進めている。150以上の申し出が寄せられており、最初の交渉を8社と始めていることを明らかにした。その中には大手ジェネリック薬企業などが含まれているという。11月末までにより詳細な交渉を行うためのパートナー候補を選ぶ計画だ。

 鳥インフルエンザのアジア地域以外での広がりを受けて、新型インフルエンザの大流行(パンデミック)への懸念が各国政府で高まりを見せており、その懸念に対応するためのものだ。オセルタミビルとは別の抗インフルエンザ薬を製造販売する英GlaxoSmithKline社も増産計画を発表している。(横山勇生)

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