2005.11.02

感染症を対象にした初めてのRNAi医薬品が米国で治験申請

 米Alnylam Pharmaceuticals社は11月1日、RSウイルス感染症患者を対象に同社のRNA干渉(RNAi)医薬品であるALN-RSV01の治験申請を米食品医薬品局(FDA)に行ったと発表した。治験申請が認可されれば、Alnylam社は健康な成人ボランティアを対象にフェーズ1臨床試験を開始する計画だ。臨床試験が開始されれば、新しい核酸医薬品として注目を集めているRNAi医薬品の感染症を対象にした初めての臨床試験となる。また、Alnylam社のRNAi医薬品で臨床入りする初の製品になる。同社は欧州でもフェーズ1臨床試験の準備を進めている。

 RSウイルスは、主に冬季に乳幼児に重篤な細気管支炎、肺炎などの感染症を引き起こす原因となるウイルス。生後1年間に約70%の乳児が感染し、その30%が細気管支炎や肺炎などになるとされている。特に早産児や慢性呼吸器疾患を有する乳幼児で重症化する危険性が高いことが知られている。重症化する可能性が高い患者には抗体医薬品が現在使われている。(横山勇生)

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