2005.11.02

東京海上日動火災、糖尿病専用の医療保険「グッドトゥモローズ」を発売

 東京海上日動火災保険は10月31日、糖尿病専用の医療保険「グッドトゥモローズ」の発売を発表した。糖尿病の発症が心配な人や既に糖尿病で治療中の患者を対象に販売する。保険金の支払いに加えて、保健師や看護師らの予防サービスも受けられるのが特徴。九州地区の医療機関と連携し、年末から患者向けに試行販売する予定だ。

 商品名は、グッドトゥモローズ(糖尿病特定障害保険)。保障内容は、特定障害一時金と入院保険金からなる。特定障害一時金は、糖尿病の合併症のため視力障害や人工透析、あるいは壊疽による足指切断の障害が発生した場合に、500万円が支払われる。入院保険金は、脳卒中や虚血性心疾患、がんで入院した場合に、入院保険金が日額5000円を1日目から支払われる。保険期間は1年間で、3年間は契約が自動更新される仕組み。保険料は、年齢や症状などの条件で異なるが、糖尿病の発症が懸念される人の場合は平均保険料が月約4000円、糖尿病で治療中の場合は平均保険料は月1万円前後と見込んでいる。

 保健師や看護師らの予防サービスでは、治療中の患者に対しては通院継続支援サービスを、糖尿病の発症が懸念される人向けには生活習慣改善支援サービスを提供する。通院継続支援サービスでは、電話や電子メール、手紙などを介して、患者との定期的なコミュニケーションを図り、医師の指示に基づく療養の継続を支援する。また、生活習慣改善支援サービスでは、電話や電子メール、手紙などを通じて、利用者が設定する生活習慣改善の目標を達成するためのサポートを行う。このほか共通サービスとして、24時間365日いつでも相談ができる電話健康相談や季節ごとの食事レシピ、運動、糖尿病の最新情報などの情報提供も行う。

 なお、治療中の患者に対しては、主治医との緊密な連携が不可欠なため、主治医の事前了解が得られた医療機関の患者に限定して本商品の販売を行う。当面は、2005年度経済産業省の「サービス産業創出支援事業(健康サービス:事業化支援)」で採択された「カルナコンソーシアム」に参加している九州大学などの医療機関との連携を図り、順次全国の医療機関へ対象範囲を拡大していく方針。(三和護、医療局編集委員)

*東京海上日動火災保険のニュースリリースはこちら(pdfファイル)

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